2020-05-25 第201回国会 参議院 決算委員会 第6号
立憲政治家たるものであれば、法治国家の政治家たるものであれば、正々堂々とロジックと根拠と正論でもって議論をする。その議論をしっかり、殊更立法府という国会においては正々堂々と議論をしていく。これが明らかに大事であるということを再認識させられたという意味で、私自身感謝しているのでございます。
立憲政治家たるものであれば、法治国家の政治家たるものであれば、正々堂々とロジックと根拠と正論でもって議論をする。その議論をしっかり、殊更立法府という国会においては正々堂々と議論をしていく。これが明らかに大事であるということを再認識させられたという意味で、私自身感謝しているのでございます。
いやしくも立憲政治家たるものは、国民を背景に正々堂々と民衆のために立って、正々堂々と公明正大なるところの議論をすべきではないかと考えるのであります。
立憲政治家としてこれくらい悪いことはない。そういうふうなことを平気でやられるのでは憲法があっても何にもならない。そういう意味からいかなる意味においても政府の権力を制圧するために憲法が制定されたのに、制圧されるべき政府が原案を作るなどということは絶対に間違いである、こう考えるのであります。
こういう目先きの問題、しかも最も重要な火のついている問題に、もう少し二大政党主義のルールに立って渾身の努力を注がれることこそ、民主政治家、立憲政治家鳩山総理の最後を飾るゆえんではないかと思うのであります。そういうような意味におきまして、私は時間の関係から、まず中共との国交回復の問題について端的にお伺いしたい。 総理大臣は、鳩山内閣成立以来中国との国交調整というスローガンを掲げて来られた。
立憲政治家として憲法軽視の言動ほど私は罪悪のことはないだろうと思います。その前に私首相の了承をいただきたいのは、私は個人としては、首相を非常に尊敬しております。なぜかなれば首相の経歴からいっても、帝国大学を出て、すぐ市会議員になり、代議士になり、そしてしかも東条内閣のときは議会における少数のリベラリストとして非常な弾圧をされたことも知っております。
抜き打ちに大臣なり政府がこの法案を出して、絶対多数の力で押しまくろうというような考え方は、長い間立憲政治家として今日までお尽しになられた清瀬大臣としてはいかがなものであろうか、まことに失礼でございますが、私はこう考えるわけであります。 そこで、あなたはただいま党の方針を私の方針としたいのだということでございました。教育委員会制度についての党の方針は、改廃と明確に打ち出しております。
いやしくも国会ではいかぬ、言論だけではいかぬから、直接行動に出るのもやむを得ないというようなことは、われわれ立憲政治家といたしましては、潜在的でもこれは慎まなければならぬというふうに、先刻の猪俣君の御質問においても私は補足しておる次第でありまして、私どもも将来こういう種をまかないようにすることにまた努めなければならぬのでありますが、政治上の問題というものはどういうことをいたしましても、一面において非難
これは総理大臣のおさしずは受けないのでありますが、かわつたならばかわつたということを率直に天下の公衆に明確にされることが、私は立憲政治家の態度であろうと存ずるのであります。
今やMSAに関する米国との交渉が開始せられんとするせつなまで、何らの計画なくして交渉に当らんとするがごときは、常識には理解のできないことであるにかかわらず、なおあえて言を左右に托し、逃避して来ましたことは、立憲政治家としてはすこぶる怠慢であり、かつ議会を無視することはなはだしきものであるというそしりを免れないのであります。しこうしてまた無責任なる行為であるのであります。
私は、かくのごとき乱暴なる立憲政治家を聞いたことがないのであります。(拍手) 岡崎国務大臣は、行政協定は、安保條約第三條を議したときに包括的委任をとつてしまつたとなして、これはアメリカ政府と日本政府、換言すればラスク氏と岡崎氏との間のとりきめであるから、国会の承認を要しないと主張するのでありまするが、堅白異同の弁とは真にこのことをいうのであります。
西南諸島の信託統治の問題にしても、この防衛力漸増の問題にしても、ことに日本の国策上最も重大な選択である中国と中共との和平の問題にしても、国会が開会中であり、また開こうと思えばいつでも召集することができるにもかかわらず、こうも国民代表の意思に問うことなく、総理一人の意思できめて、米国当局、ことにダレス氏等に言質を與え、国民をして事後に承認するの余儀なきに至らしめておるのでありまするが、これをもつて立憲政治家
その際、衆議院を解散して総選挙を施行し、輿論の帰趨に従つて新しい政権担当者を定めることこそ、まさに立憲政治家のとるべき態度と存ずるのであります。この意味において、政府は適当の時期に解散を断行する意思はないかということをお尋ねいたすものであります。 以上をもつて私の質問を終ります。(拍手) 〔国務大臣吉田茂君登壇〕
吉田内閣の責任においてこれを提出し、吉田内閣によつてその施政の一部となつておりまする今日におきましては、その根本の性格を明らかにして施政方針をなすということこそ、立憲政治家としてなさなければならない当然の責務であろうと私は思うのであります。
それがはたして立憲政治家としての態度であるかどうか。私どもはこの点を疑わざるを得ない。今日の議場内における最後の混乱等も、一にこの不謙讓なる、実に傲然たる積極的の無責任さによると、私は考えるのであります。あなたはどうしても政治上の責任をとらなければならない。そこで私どもは最後にお尋ねをしておくが、あなたの考えによれば、たとえいかような二枚舌を使つても、二枚舌でないと言われるか。二枚舌に間違いない。
一たびそれが國民を代表する國会において、國管が通つた以上は、素直に立憲政治家としてはその結果を尊重して、その組織法を通じて石炭増産をやるということが、議会政治家の本分であろうと、私は思うのであります。現にあれほど國管に対して反対いたしました経営者は、一たび議会を通過いたしましたその後におきましては、前の態度はさらりと捨てて、協力的な態度に出ているのが、今日の実情であります。