1947-08-18 第1回国会 衆議院 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第8号
また桂太郎さんが出てこられたので立憲同志會ができ、伊藤さんが出てこられたので自由黨が即座に政友會と變るというようなことは、日本の善良なる政黨の發達を阻害したものであつて、もしも責任者を出すとしたならば、政黨においては實際の事務を掌つておる事務長であるとか、あるいは舊政黨の形で言えば、せいぜい幹事長の程度を選んで屆出る。
また桂太郎さんが出てこられたので立憲同志會ができ、伊藤さんが出てこられたので自由黨が即座に政友會と變るというようなことは、日本の善良なる政黨の發達を阻害したものであつて、もしも責任者を出すとしたならば、政黨においては實際の事務を掌つておる事務長であるとか、あるいは舊政黨の形で言えば、せいぜい幹事長の程度を選んで屆出る。
この點は實は小政黨がたくさん分立いたしますことが、社會上必然なる事情ありやいかん、また大政黨なるものが存在いたしておりますことについての、どれほどの社會的事情があるかというようなことも、併せてお考え願つて、大政黨といたしましても、かつての政友會と憲政會、あるいは政友會と立憲同志會、あるいは國民黨、その後いろいろな政黨の變化を比べ合わせますと、その當時の大政黨とただいまの大政黨とではものの數でありません