1952-05-14 第13回国会 衆議院 厚生委員会 第28号
立地的條件に恵まれず、改築を要する箇所の多い国立病院を、僅少な化粧料をつけるだけで受入れ態勢が十分できていない地方公共団骨等に移譲すれば、地方財政は急激に増大し、その負担に耐えられないものは、病院の経営をあげて病院収入によれざるを得なくなり、医療内容は低下し、患者の医療費は増大し、適正医療機関としての存在使命を喪失するおそれが出て参ります。
立地的條件に恵まれず、改築を要する箇所の多い国立病院を、僅少な化粧料をつけるだけで受入れ態勢が十分できていない地方公共団骨等に移譲すれば、地方財政は急激に増大し、その負担に耐えられないものは、病院の経営をあげて病院収入によれざるを得なくなり、医療内容は低下し、患者の医療費は増大し、適正医療機関としての存在使命を喪失するおそれが出て参ります。
如何なる動力が生まれて来るかもわかりません時代でありますから、仮定の下に御説明をお伺いすることは無理かと思いますが、現在の状態を推し進めて行きますと、九州における水力電源の開発についても相当コスト高になるのではないかということが立地的條件その他によつて想像されます。現在石炭のほうにいたしましても、いろいろその筋に伺いましても、早急に下りそうな傾向もない。
このような状態から考えますと、宮城県というところは結核患者が相当たくさんございますし、いろいろな立地的條件から考えまして、この宮城県をモデル地域と指定いたして、これについて総合的な施策あるいは指導、援助をいたしまして、いち早い成果をあげて、それを全国的に適用すれば、非常な効果があるのではなかろうかという考えのもとに、この請願を出したわけであります。
ところが私どもから見ると、もう九つにわけて計算をするのに、それは北陸は北陸の立地的條件があり、経済的條件があつて、大阪にくつつけたら悪いということは、それは東京の実業家をヒヤリングして調べましても、それの理由ははつきりしている。しかしGHQの方から見ると、北陸の電力は北陸でコントロールするのがいい。もしも北陸を置きたければ、大阪はそこからそれを買えばいいじやないかと言う。
やはり日本経済の全体としての構造、産業の性質等から考えまして、それぞれ適切な立地的條件というものがあると思うのであります。それに応じて日本産業というものは構成されるべきものでありまして、その場合に電気関係からいろいろと困難な事情も起きるという場合もあるかも知れません。
どうしても相当の資金がいるのでありますからして何としても国庫の助成あるいは融資を仰がなければこれはできないのでありますが、これは私は非常に高原の地帯、寒冷の地帯を開墾して、あるいは非常に立地的條件の惡い所を開墾をやつておりますよりは、現に既墾地であつて、ちよつとそれに手を加よれば莫大な生産の上るという面については、私はもう少し農林省が積極的になつていただきたい。
尚九州地区の化学工業につきましては、全般的に九州が惡いという影響は勿論受けるのでございますが、なかんずくまあ過去の歴史的或いは立地的條件から申しまして、不当に割当が低くなつておりますところの特殊の会社につきましては、これは是正するように、現在の電力事情のよい状況の下におきまして、できるだけ是正を図りたいという考えを持ちまして、安本等とも交渉中でございます。
又最近聞くところによると、割当はしたが、必要でなければ買わなくてもいいと係官などが言つているそうであるが、特に富山県の立地的條件から、購入申込数量は二百五トンである。かかる事例は全国に亙つて各所にあると思うが、農林大臣は立地的に不適当な、而も農民の好まない高価な硝安を何故割当配給するのか。而も押売りするのか。その点を承わりたい。
しかし日本が東亞各地を侵略いたしまして、それぞれの地帶において憎まれ者になつておる、このことは日本の敗戰の創痍がいえても、なかなか拂拭しがたい問題だと思うのでありますけれども、そうかというて日本の立地的條件というものは、東亞の問題を離れてはどうにもならぬのでありまして、そこにかつての東亞協同体的の理念とは違いまするけれども、最近來られた張群氏などがやはり東亞の一つの経済提携とでもいいましようか、かような
しばしば先般來申上げましたようなところで、配給機関としての機能が発揮できるかどうか、消費者のために便益であるかどうかということを考えて、その結果として立地的條件がいいということは、消費者にいいという、消費者にも便利であるというふうなわけでありますが、それによつて既存業者を擁護するという考えは全然考慮しておりません。
この修練農場をただいまのごとく擴充擴化するという線に沿つて、農民大學に發展せしめることは、就學困難にある子弟を救い、しかも農業技術と農業學力の養成によつて農民子弟を活かす途であり、また地理的、立地的條件からいつても、はなはだ望ましいものであるというふうに考えておる次第であります。
北海道における暖房用燃料炭は、その立地的條件から申しまして正に不可欠のものでありますることは、北海道の人がよく食糧と共に、この暖房用燃料炭の必要を説かれることによつて明らるなのでありまするが、例年惹起されておりまするところの配炭の不足というものは、北海道民に常に家庭的の不安を惹起し、又ひいては労務者の稼働率を低下し、よつて似て道内におけるところの生産の減退を來しておるような現状であります。
約三億八千万年を貸付中でございまして、これによつて資力に乏しい開拓者に、或いは農具でありますとか、家畜でありますとか、又住宅を入手する機会を與え、勿論十分ではございませんが、開拓者の営農並びに生活安定の基盤を築くために努めておるのでございますが、今回更に一歩を進め、一般の要望にも應えまして、以上の資金の外に開拓者の共同施設に対しても資金融通の途を開かんとするものでございまして、これによつて開拓地の自然的立地的條件