1980-03-27 第91回国会 参議院 法務委員会 第3号
捜査を進めまして、試験問題用紙を印刷所から盗み出した印刷工一名、これを窃盗容疑で、またこの窃盗本犯をそそのかしました早稲田大学の職員二名と部外の会社部長一名、これらを窃盗教唆容疑で三月八日にそれぞれ逮捕令状によりまして逮捕いたしました。三月九日、関係個所の捜索を実施し、十日、検察庁に送致しております。
捜査を進めまして、試験問題用紙を印刷所から盗み出した印刷工一名、これを窃盗容疑で、またこの窃盗本犯をそそのかしました早稲田大学の職員二名と部外の会社部長一名、これらを窃盗教唆容疑で三月八日にそれぞれ逮捕令状によりまして逮捕いたしました。三月九日、関係個所の捜索を実施し、十日、検察庁に送致しております。
○前田(宏)政府委員 お尋ねの早稲田大学の入試問題の漏洩事件につきましては、ただいま仰せのように、窃盗あるいは窃盗教唆ということで捜査が進められておるわけでございます。
○木下(元)委員 盗まれた入試問題がコピーをされてどんどん渡っていく、そういう関係については窃盗あるいは窃盗教唆ということでは追及しにくいのではないかということなのですよ。 〔委員長退席、中村(靖)委員長代理着席〕 その場合、盗まれた入試問題それ自身でなくて、コピーをされたものがどんどん渡っていく、そういう関係についても追及の手が伸びるのではないか。
罪名は、梅田については窃盗、ほかの三名については共謀による窃盗教唆ということであります。窃盗並びにその教唆という被疑事実では、それ以上捜査を広げていくということはなかなか困難ではないかと思われます。全貌の解明が非常にむずかしいのではないかというように懸念されるわけであります。また、これは窃盗というような財産犯で処理をすること自体が本来はおかしいのではないか、こういうように思うわけであります。
これに基づきまして直ちに捜査に着手いたしたのでございますけれども、その結果、翌八日の午後に至りまして、試験問題用紙を直接持ち出した者一名を窃盗容疑で、またこれをそそのかした大学関係職員二名と部外の会社役員一名を窃盗教唆の容疑で、それぞれ逮捕令状によりまして逮捕いたしたのでございます。
○安原政府委員 おっしゃるとおり、特にわれわれ検察といたしましては、いわば内々の警察官の事件というようなものにつきましては厳正公平ということを非常に意識して処理するというたてまえを伝統的にとってきておりますし、本件につきましてもそのような立場にごうもゆるぎなかったと思いますが、正森先生御指摘の判決は判決といたしまして、検察庁といたしましては、鋭意捜査をさせた結果そういう窃盗教唆、臓物故買だということについての
○安原政府委員 突然のお尋ねで詳しいことはわかりませんが、処分といたしましては昨年の十一月二十四日にいま御指摘の生田警察官ら四人につきまして、窃盗教唆、贓物故買、公務員職権乱用の告発がございましたが、証拠不十分のため不起訴になっております。その間中止処分のありましたのは、横井公判の結果を待っておったということでございます。
これは窃盗教唆ではないですか。贓物罪を警察が犯しておるということと違いますか。そんなことを知らぬでやっておりました、この人間がどろぼうしてくるはずはないと思っておりました、それで世の中通るかね。どう思いますか。
窃盗教唆だとか、場合によっては贓物罪の疑いがありますよ。厳重に調査をして、もしそういうことがあれば処分をする考えがあるかどうか聞きたいと思います。
第六管区関係の事件として私のほうで調査いたしましたのは以上の問題でございますが、なお呉にございます海上保安訓練所構内スクラツプ窃盗教唆幇助事件というのが起訴処分になつております。