1987-11-27 第111回国会 参議院 本会議 第1号
さらに、エネルギー対策特別委員長時代には、二度の石油ショック後の新しいエネルギー源の開発と資源利用問題に熱意を示されるとともに、昭和五十六年十月の北炭夕張のガス突出災害に際し、その処理に鋭意努力されたのであります。
さらに、エネルギー対策特別委員長時代には、二度の石油ショック後の新しいエネルギー源の開発と資源利用問題に熱意を示されるとともに、昭和五十六年十月の北炭夕張のガス突出災害に際し、その処理に鋭意努力されたのであります。
一般にガス突出災害につきましては、この三井砂川のように罹災者が生じませんでも鉱業権者が保安監督局に直ちに概況を報告する義務があるわけでございます。しかし、本災害につきましては報告がなかったということでございます。
具体的には、夕張新鉱の炭鉱ガス突出災害以後、鉱山保安技術検討委員会に技術開発部会を設けまして、今後の保安技術の開発、総合的にいかがしたらよろしいかというプランを取りまとめていただいておりまして、これを指針としまして深部化、奥部化問題に対処しているところでございます。
我が国では主に沿層坑道で発生しておりますが、昭和二十四年の鉱山保安法施行以後、重大災害、死亡者三人以上または罹災者五人以上を重大災害と言っておりますけれども、この原因となりましたガス突出災害は三十八件ありまして、死亡者二百五十七名となっております。
それから、ガス突出災害でございますけれども、この災害の原因につきましては、先ほど御説明を申し上げました房村先生を委員長といたします事故調査団のとりあえずの所見によりますと、ガス突出の形跡は非常に少ないということでございまして、ガス爆発ではないかというような見解をお述べになっておるところでございます。
炭じん爆発災害、突出災害という点が極めて不可抗力的でなかなか解明、解決は難しいという問題があるんでありますが、高島炭鉱災害につきましての問題でございますが、やはりこれは安全対策をとればこの災害は逃れることができた、この感を私も深くいたしているわけであります。そういう意味では、やはり人的災害の疑いが強い、こういうことをはっきり申し上げねばなりません。
御高承のとおり、昭和五十六年十日十六日、夕張新炭鉱で発生いたしましたガス突出災害の規模は、実に突出物四千立方メーター、突出ガス量六十万立方メーターという、わが国炭鉱史上未曾有の大きな規模でございました。この以前にも、その前年に発生いたしました自然発火等多くの事故を起こしております。
また、一昨年秋の夕張新炭鉱ガス突出災害の教訓を踏まえまして、ガス突出防止対策関連の実証研究を新規に実施することにいたしております。 次に、鉱害対策及び産炭地域振興対策につきましても、対策期間、五十七年から六十六年度でございますが、この期間内に、残存鉱害の処理と産炭地域の振興という目的を達成するため、所要の事業資金を確保することとしております。
また、保安確保対策につきましては、一昨年十月の夕張新炭鉱におきますガス突出災害の教訓等を踏まえ、まず、鉱山保安技術調査委託費につきまして、ガス突出防止のための応力解放に関する総合的な実証研究、ガス抜き効果向上に関する実証研究等の予算を新規に計上し、大幅に増加いたしますとともに、鉱山保安確保事業費補助金につきましても、緊急坑内連絡装置等を新たに補助対象に追加するほか、コアボーリング等に対する補助限度額
○伊木参考人 ここに挙げております「ガス突出災害防止対策」、これは今回の事故の調査をいたしました結果こういった点が盲点になっていたのではないかという点で掲げたわけでございます。
○岡田(利)委員 「今後の対策」として「ガス突出災害防止対策」を示されておるわけであります。したがって、「探査ボーリング等による地質状況等自然条件の事前把握の強化」「自然条件に見合った、より効果的な坑道掘進方向のガス去勢対策の強化」、それに伴って最も安全な適合性のある採炭方針が決定されている、こうなっていることはきわめて基本的な観点だ、私はこう思うのであります。
○田中(昭)委員 もう一回お尋ねしますけれども、ここで言葉だけで言うのじゃなくて、私もう少し具体的に何か答えられるならばと思って御質問しておるわけですが、今後の対策、ガス突出災害防止対策、こういうものは基本的にはその企業が、採炭者が主になってやるわけでしょうし、その主になってやるのがどの程度進んでおって、それに対して鉱山保安上さらに行政として手をかすものがあればこういうところに手をかしております、そういうことが
同委員会はガス突出災害調査グループと二次災害調査グループの二グループに分かれまして、これまでのところは主として既存資料並びに関係者の供述内容、さらには取り明けの進展に応じての把握し得る限りでの坑内の状況の分析整理といったものを中心にして検討を進めてまいったところでございますが、ただいま先生御指摘のとおり、取り明けも最終段階に差しかかって、遺体もすべて収容されております。
不幸にして昨年は、御承知のとおり、三件のガス突出災害を起こしております。
それで、ガス突出災害自体はまあこれまでも何回か、年に大体一、二回小規模のガス突出はやってきておりますけれども、今度のような大規模な災害というのは私ども近来ぶつかっていないということでございまして、今後の原因究明にまたなければなりませんが、午前中岡田先生の御指摘があったような、いろいろとこの北部の特殊条件が重なってこういった災害になったのじゃないかと思いますが、その辺の問題につきましては、これからさらに
本日は、前回に引き続き、北炭夕張炭鉱株式会社夕張新炭鉱ガス突出災害について調査を進めてまいります。 まず、去る二十二日及び二十三日の両日、現地の実情を調査してまいりました派遣委員から報告を聴取いたします。岡田利春君。
○檜山説明員 私どもは、従来からガス突出対策につきましては災害の中で非常に重大なものであるということで、重点的にガス突出災害の防止についていろいろと検討を重ねてきております。 そういう中で最近の情勢を見ますと、ガス突出の規模はかなり小さくなってきている。
先ほどの答弁を聞いておりますと、保安対策についても万全を期してきたというけれども、万全を期してきた炭鉱が、たとえば五十年の七月にガス突出災害が起こって、五人の死亡者を出し十数名の軽傷者を出す、あるいは昨年の八月にも坑内火災があって、一カ月有余にもわたって採炭を中止した。万全の対策を講じてきておったとするなれば、このように連続して同一炭鉱に災害が起こらなかったのじゃないか。
○政府委員(神谷和男君) 札幌鉱山保安監督局の統計によって、夕張新炭鉱における昭和五十年六月、これが営業出炭開始の時期でございますが、それ以降の重大災害——この分類は、私どもでは死亡三名以上あるいは罹災者五名以上の災害ということで仕分けをいたしておりますが、五十年七月六日、死亡五名、重軽傷十四名、計十九名の罹災者を出したガス突出災害というのが重大災害ということで記録されております。
本日は、北炭夕張炭鉱株式会社夕張新炭鉱ガス突出災害について調査を進めてまいりたいと存じます。 今回の災害により多数の殉職者が出ましたことは、まことに痛恨のきわみであります。心からお悔やみ申し上げます。 この際、殉職者の御冥福を祈り、一分間の黙祷をささげたいと存じます。 御起立をお願いいたします。——黙祷。 〔総員起立、黙祷〕
北炭夕張炭鉱株式会社夕張新炭鉱ガス突出災害につきまして、本委員会から北海道の現地に委員を派遣し、その実情を調査するため、議長に対し、委員派遣の承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
私を本部長、通商産業政務次官、労働政務次官及び国土政務次官を副本部長とし、関係省庁に参加を願い、夕張新炭鉱ガス突出災害対策本部を設置いたしました。 同日、私は、政府調査団長といたしまして、関係省庁の職員とともに事故の状況をつぶさに調査をいたしてまいりました。
○檜山説明員 ただいまのガス突出災害について十分な対応ができるのかという御質問でございますけれども、赤平炭礦の災害の状況については私ども現在調査中でございまして、その調査結果が出ないと明確なことは申し上げられないのですが、いままでのところの感触でございますと、この対応について若干不十分な点があったのではないか、現在の技術あるいは対策でもってこの災害は防げたのではないかというふうな感触を持っているわけでございます
去る五月二十一日、二十二日の両日、三菱石炭鉱業株式会社南大夕張炭鉱のガス突出災害について、現地に委員を派遣し、実情調査を行いましたので、私が派遣委員を代表して便宜この席から調査の概要を御報告申し上げます。 三菱石炭鉱業株式会社南大夕張炭鉱の災害現地調査の結果を御報告申し上げます。
通商産業大臣官 房参事官 石川 丘君 通商産業省立地 公害局石炭課長 有沢 潤君 労働大臣官房審 議官 細見 元君 商工委員会調査 室長 藤沼 六郎君 ───────────── 本日の会議に付した案件 三菱石炭鉱業株式会社南大夕張炭鉱のガス突出 災害
○古川委員長 三菱石炭鉱業株式会社南大夕張炭鉱ガス突出災害について調査を進めます。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。倉成正君。
○説明員(石川丘君) 去る五月十五日、北海道の南大夕張炭鉱において発生いたしましたガス突出災害について御説明いたします。 当該炭鉱は、三菱石炭鉱業株式会社が稼行している炭鉱でございまして、五十四年三月現在の生産量は約八万二千トンでございます。従業員は二千四百七十四名となっております。