2002-04-03 第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
それで、しまいには、もう廃用にしたいんだけれども、置いておいてもしようがないから、また、長期空胎になっていると、長期空胎というのは、おなかに入っていない状態だと乾乳になって乳も出なくなっちゃいますから、もう時期が外れているのに授精をして妊娠させて、またもう一回置こうという無理なことをやったりする人も出てきています。だから、本当にこれは千差万別です。
それで、しまいには、もう廃用にしたいんだけれども、置いておいてもしようがないから、また、長期空胎になっていると、長期空胎というのは、おなかに入っていない状態だと乾乳になって乳も出なくなっちゃいますから、もう時期が外れているのに授精をして妊娠させて、またもう一回置こうという無理なことをやったりする人も出てきています。だから、本当にこれは千差万別です。
いろいろ獣医師行政の中で、たとえば空胎防止事業だとかあるいは家畜の飼養環境の改善の特別濃密指導、そういった事業を展開しておりますし、あるいは衛生のモニター制度というものをつくりまして、農家と密着した、地域ぐるみの衛生対策というものを展開して、できるだけ農家から離れないような形での対策はとっているわけであります。
先ほど大臣も、自粛を求めると一緒に政府としてもその自粛に対していろいろ対策を検討するといわれておりますけれども、私が聞いたりしたところでは、輸入関税についてこれが来年も引き続いて存続するという点だとか、退厩手当、牧場に返る分は少なくするというようなこともおっしゃったし、それからまた空胎馬についての税金も考えるというようなこともちょっと、ちらっとおっしゃったような気がいたします。
○説明員(松尾直良君) 先ほどの現行関税の継続の問題に加えまして、生産者団体から空胎馬についても課税をしてほしいという要望があるということは私どもも農林省を通じて承知をいたしております。
○政府委員(大場敏彦君) 空胎馬の問題につきましては、競争用馬あるいは妊娠馬と同様に空胎馬につきましても措置をすべきではないかという意見が生産者サイドからいろいろ私どものところにも寄せられております。そういう事情は私ども十分理解はしているつもりでございます。
特に空胎馬の場合は関税がかからなかったわけでありますが、それがいわゆる生産過剰の一因になっておりまして、今後も生産者自身も生産調整には力を入れるので、どうかこの空胎馬の輸入についても無制限に行われたんでは非常に困るという立場から、空胎馬についても関税障壁を設けるなど何らかの規制措置を講ずる必要があると、こういうことなんですが、この点については農林省、大蔵省それぞれ御見解はどうでしょう。
それを極端に切ったとすれば、寝わらもないし、頭数だけはそろえたけれども、全棟くそまみれになって、ミルカーのかけっぱなしということで、空胎も多くなりますし、乳頭障害なんかが起きて、これは統計でも出ておるのじゃないですか。いわゆる労働時間に合わない飼育頭数をした場合のロスというものもあり、必ずしも生産性の向上にならぬわけです。
現在やっておる穀物の量は、乳牛の穀物飼料に対応する許容限度の量をやって乳量を出しておるわけでありますから、その上に穀物飼料をやるということになると、乳牛を脂肪体質にして、明年はそういう方法で乳量の確保をはかるということになれば、その面でもそういう穀物飼料増加による経費増となり、さらに明年は大体十頭のうち三頭は空胎牛になります。
○説明員(丸山幸一君) 私から御説明しますが、今懸念いたしますのは乳牛でございまして、ほかの家畜につきましては、和牛あるいは中家畜その他については、これは生産が、種付け等盛んに行われますので、比較的心配ないのでございますが、乳牛が大体の計画では空胎防止等やりまして、フルに活用いたしまして五万頭程度、そこで内三万頭余りは系統融資というか、政府のひもつきにいたしておるわけでございます。
これにつきましては、御承知のようにいわゆる家畜保健衛生施設と申しますか、あるいはそういうようないろいろな今までやつておりまする施設の強化をはかつて行きますことがより大切でありますが、そればかりでもなお不十分でありますので、昨年さしあたり空胎防止を強力にやるということで、三百万円見当でありましたか、二十八年度に特別に急速計上して参つたのであります。
併しながら、これにつきましては、いろいろこれに代る施設といたしまして、空胎防止、つまり内地の乳牛の生産力を増強するというふうなように肩代りをいたしまして、先ずホルスタインを導入することにつきましてはあきらめまして、ジヤージーにつきましては、できるだけ十地区導入いたしたい、かように存じまして新らしい事実に基きまして組替えたのでありまするが、遺憾ながら四地区しか認められなかつた、かような事情に相成つております