1997-11-19 第141回国会 参議院 科学技術特別委員会 第2号
宇宙往還機が大気圏内を高速飛行すると、機体周辺の大気は数千度から一万度の高温に達し、空気自身が化学反応を起こします。同施設はこの化学反応が起こる超高速の流れを地上で再現するもので、千五百気圧、一万度、秒速八キロメートルまで再現することができます。しかし、その流れは千分の二秒しか再現できないので、現在、計測方法を開発中であるということでした。
宇宙往還機が大気圏内を高速飛行すると、機体周辺の大気は数千度から一万度の高温に達し、空気自身が化学反応を起こします。同施設はこの化学反応が起こる超高速の流れを地上で再現するもので、千五百気圧、一万度、秒速八キロメートルまで再現することができます。しかし、その流れは千分の二秒しか再現できないので、現在、計測方法を開発中であるということでした。
しかし同時に、そういった通気の短絡をいたしますと、そもそもの新鮮な空気自身も奥まで入らなくなってしまうわけでございます。そういう場合には、坑道内における罹災者といいますか、坑道内の従業員が一体どういう位置に現在おるのか、その通気短絡によって悪影響はないか、これを判断いたしませんと、坑内に取り残された方の人命にもかかわる問題でございます。