2005-04-26 第162回国会 参議院 国土交通委員会 第14号
聞くところによれば、ボルスタレス空気ばね台車というんですか、あの日比谷線と同じような台車を使っている。一説によれば、低スピードでもカーブで脱線しやすいというような指摘もあるようでございますし、また、あのときも接触して側面がめくれたというようなことがありました。
聞くところによれば、ボルスタレス空気ばね台車というんですか、あの日比谷線と同じような台車を使っている。一説によれば、低スピードでもカーブで脱線しやすいというような指摘もあるようでございますし、また、あのときも接触して側面がめくれたというようなことがありました。
しかしながら、その後、技術陣が十分に検討いたしました結果、輪重測定装置を導入しなくても、空気ばね、これの高さを調節することで結果的には輪重バランスを良好な状態に維持することができる、これが当時の技術陣の結論でございました。その結論に従って平成六年に輪重測定装置の導入を見送った、こういう経緯でございます。
これは解説でございますけれども、ノンステップバスの大事なところは低床であるということ、普通三十センチくらいですが、ニーリングということで空気ばねの空気を抜くことによって二十センチ程度に縮まる。それから、出入り口にスロープ板というのがついておりまして、これは電動と書いてありますが、私どもの見せていただいたのは手で引っ張り出すという格好になっておりまして、運転手さんがおりてきてやらないといかぬ。
次に、鉄道における車両とホームの段差の解消についてでありますが、現在、鉄道事業者においては、たわみ量の少ない空気ばねを使用して、床面をホームの高さに近づけた車両の導入に努めているところでありますが、駅ホームにおける車両との段差解消のためのスロープの設置等の試みも始められております。
ただ、その中で、先生からの御指摘もありましたように、たわみ量がなるべく少ない空気ばね、これですと約三センチぐらいにおさまるということもございまして、そういう床面を低くした車両の導入等によって、車両とホームの段差をできる限り小さくするよう努めているところでございます。
そういうことを考えていきますと、この施設整備以外に法律改正も若干必要になってくると思いますので、鉄道局長さんお見えだと思いますが、ここのポイントを、特に空気ばねと普通のばねとありますが、車両等につきましてどういうふうな改善をされるのか、あるいはどういう見通しがあるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
一つは、車両の高低差、車両とホームの高さの差をできるだけ小さくするということで、最近ですと、たわみ量の少ないいわゆる空気ばねを使うというような方法も考えられております。これですと、先ほど八センチと申しましたが、最大で約三センチくらいにおさまるというようなこともございますので、そういう車両を積極的に導入していくということが一つあるかと思います。
ただ、具体的に申しまして、三月十六日の合同会議においても脱線の発生要因、これを特定の一つの原因に絞り込むということができない状況でございまして、そのために、現時点で幾つか推定される要素、具体的には、線路線形の影響、あるいは台車や空気ばねのふぐあいの可能性、あるいは車輪の踏面の形状あるいは軌道狂いやレールの研削状況といったような影響の可能性、さらには脱線時の速度とか運転パターンといったものがどう影響しているかというようなことについて
ボルスタレス台車は、車体重量が空気ばねを介して台車に直接加わるので、左右の空気ばねの圧力差によって、車輪に加わる重量がアンバランスになりやすい。また、従来の台車は、台車が心皿を中心に回転するので、曲線走行がスムーズである一方、ボルスタレス台車は、牽引装置と空気ばねがねじれるので、曲線走行時、反発力が生じることになり、空気ばね部分の傷み、損傷等が激しいと言われています。
それから、私の調査によると、営団地下鉄日比谷線に初めて軽量化車両が導入されたのは八八年で、台車のメーカー仕様によれば、ことし、二〇〇〇年になって初めて空気ばねの交換が必要になる予定です。 しかし、ボルスタレス台車を使用する全車両三百三十六両のうち、十二年を待たずに全車両の三分の二が空気ばねの取りかえを余儀なくされ、短いのでは四年、平均で九年で交換しなければならなくなっている。
○寺嶋参考人 御指摘の空気ばねの取りかえ時期、取りかえの状況でございますが、空気ばねは営団では九年周期で取りかえております。メーカーも、推奨値として九年で取りかえるということを推奨しております。ただ、初期の段階では、製品の耐久性が十分でないものがございましたので、これは私どもの手でチェックをいたしまして四年で取りかえたケースもございます。
つまり、七年前に起こったこの事故というのが、今お述べになったように空気ばねの内圧の調節やポイント部の曲線の軌道状態の検査、補修を強化することが求められるものであったと、つまり、線路条件と車両バランスが非常に複雑に絡み合って脱線を誘発したと、今回の事故と極めて類似の特徴を持っているわけです。 それで、これも関係者にお伺いをいたしました。
○政府参考人(安富正文君) 中身につきましては、余り具体的な詳細な点は省かせていただいて、一つの例示にとどめさせていただきたいと思いますが、各委員から現状報告がございまして、ちょっとこれは新聞なんかでも若干問題になりましたけれども、台車の左側の空気ばねの空気が抜けていた状況であるとか、あるいは台車枠、ベアリング、車軸、車輪について目視でいろいろ見てみたけれども、目視で見た段階ではまだ異常は認められなかったとか
○参考人(寺嶋潔君) 先ほど申し上げました鷺沼の事故につきましては、車両の空気ばねのバランスを調節する、あるいはポイントのところの整備を確実に行い改良するというような対策をとりまして、その後事故は発生しておりません。
この原因究明の中で、例えば空気ばねが原因ではないかと、そういう報道が先行いたしまして、私どももそうかなと思っておりましたら、いや、どうもあれは営団との連携ミスで、違うんじゃないかとか。こういう、原因の究明は大変大切なことでございますが、やはりきちっとした裏づけがない限り、マスコミ報道をするということはいかがなものかなと。
空気ばねについてもその一つで指摘されておりますが、我々の方、検討会のメンバーの方々も含めまして、空気ばねが事故原因だということを言ったことはございません。実は、私ちょうど検討会の記者レクをしましたので、その際に、脱線車両の台車の左側の空気ばねの空気が抜けているという状況を事実として申し上げましたところ、それが報道先行という形でああいう記事になってしまいました。
きょうの読売新聞の社会面にちょっと指摘があるのですが、当日、三月八日の夜七時半の記者会見で、脱線車両の空気ばねがパンクをした、こういった記者会見をされたことに対して、営団地下鉄の側がそれを否定されている。
その空気ばねのパンクの状態の話は、実は、検討会の先生方の方から、ある車両の専門家の方から、空気ばねの空気が抜けていたという御発言がございました。これを通常パンクと言って、別にひび割れ、中に穴があいていたとか、そういうことじゃなくて、抜けていたという表現をされまして、パンクしていた状態だったので、ここら辺がどういう原因で起こったのかをこれから調べなきゃいけない、こうおっしゃったわけです。
鉄道事業者は、この規定に基づき、たわみ量の少ない空気ばねを使用し、床面を低くした車両の導入等により、ホームと車両の段差ができる限り小さくなるよう努めているところであります。 運輸省としては、法案成立後も、新車の導入、駅の新設、大改良時等に合わせて、鉄道事業者に対し引き続き強力に指導してまいります。
〔委員長退席、理事矢田部理君着席〕 その結果、現在使用している機械の防振対策としては、空気ばねを利用するということによってよい成績が得られるということで、またそのよい成績を上げている者もあらわれているということでございます。その他、機械その他のものを根本的に改良するのを目的に、試作の機械をつくりまして作業性能を試験実施しているというように私どもは連絡を受けております。
○政府委員(橋本道夫君) その点につきましては、先ほどの答弁でちょっと申し上げましたが、空気ばねを使用することによってよい成績を上げたというのがございました。さらに、今度は根本的に改良するために試作機をつくっていまテストをしている最中と承っております。
あるいは自動車の部品工業会、これは研究組合という名前はまだ冠しておりませんが、自動車部品の性能向上、あるいはラジエーターの性能向上、あるいは空気ばね装置の性能向上というようなことで、部品のメーカーが協同いたして研究しているこのようなものを含めまして大体二十五団体ございます。