2011-02-24 第177回国会 衆議院 予算委員会 第17号
先ほど、大艦巨砲主義から空母中心へ、こういう話がありました。名著で「失敗の本質」という本がございますけれども、まさに過去の成功体験に引きずられ過ぎたということを書いてございます。
先ほど、大艦巨砲主義から空母中心へ、こういう話がありました。名著で「失敗の本質」という本がございますけれども、まさに過去の成功体験に引きずられ過ぎたということを書いてございます。
米軍兵士の捜索救難活動なんですけれども、これは例えばアメリカの場合、空母中心に攻撃をする場合に、例えば航空機が着艦に失敗するとかあるいは離陸に失敗するというようなケースを想定して、やはり支援艦といいますかそれを救助する態勢というのはとっているわけですね。
しかも、当の米第七艦隊自身も空母中心の戦略打撃部隊であって、特定のシーレーンを守る体制をとっていない、こういう事実があるわけでありますね。もちろん、こういう事実を踏まえてやはり日本の防衛庁としてはこの問題を考えてもらわないと、きわめて一方的な要求をそのまま根拠なしに採用する、こういうことにもなるわけであります。アメリカのこういう態度については、どういう認識をお持ちでございますか。