1981-10-30 第95回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
季節によって、昼夜によって短波はフェーディングがありエコーがあり、その地域である時間に聞こうといったって空中状態が悪ければなかなか聞かれないときがあるのです。しかしその三十分後に聞こえることもあるのだ。それが短波の性質なんですよ。ですから、機械をどんなにいじろうといったって、私に言わせればそっちの方が先なんだ。
季節によって、昼夜によって短波はフェーディングがありエコーがあり、その地域である時間に聞こうといったって空中状態が悪ければなかなか聞かれないときがあるのです。しかしその三十分後に聞こえることもあるのだ。それが短波の性質なんですよ。ですから、機械をどんなにいじろうといったって、私に言わせればそっちの方が先なんだ。
非常に気象条件の悪いところで、日本の長崎無線をインド洋かどこかで、悪い空中状態の中で必死になってつかむという努力をしなければ公衆無線でつなぐことができないというものじゃないわけです。航空機の場合はですね。
○石原政府委員 私どもの聞いておりますのは、ファクシミリは無線で送りますから、したがって、空中状態の悪いときにはファックスが十分にうまく出ない、不鮮明になるということが全国的に往々にあります。
それと、私は先ほど波の問題を申し上げましたが、毎日毎日、空中状態とかデリンジャー現象ばかりでなく、いろいろな気象関係で聞こえたものが聞こえなくなったりするわけです。そのためには、波がたくさんあって、随時切りかえて聞こえるという方式をとらない限り、海外放送の実効をあげることは困難であろうというように思います。ことばの上では文明国と――いわゆる先進国と後進国では全くの相違があると思います。
一つの問題は、要するに海外放送と申しますものは短波放送でございまして、したがって、その時期時期の空中状態とも非常な関連を持ってまいりますので、波の数と出力とそれから空中状態というものは三位一体の関係にある。そういう意味で、現在さらにはっきりと、その問題をどの方向に持っていくかというわれわれの基本的方針は決定いたしておりません。
まず、本法案の提案理由を拝見いたしますと、現状におきまして、この三つの島相互間の電信電話等の電気通信事情を見ますと、これら地域相互には短波方式等による三ないし四の電話回線一つの電信回線があるのみで、これらの回線は、空中状態により、雑音、混信等の障害が多く、通話品質が非常に劣っておる。また夜間は休止いたしておるというような状態にあります。
現状におきます沖繩島、宮古島及び石垣島相互の間の電信電話等の電気通信事情を見ますと、これら地域相互には短波方式等によります三ないし四の電話回線と一の電信回線があるのみでありまして、また、これらの回線は空中状態によりまして雑音混信等の障害が多く、通話品質が非常に劣り、さらに夜間は休止しているような状況でございます。
これまで、沖縄に対します電気通信の改善向上につきましては、政府は昭和三十六年に本土と沖縄との間にマイクロ回線を設置をいたしまして、これを流球電電公社に譲与いたしまして、本土−沖縄間の電気通信事情がこれによって著しく改善されたのでありますが、沖縄本島と先島間の電気通信状況は、いまお話のありましたように、非常に現状では空中状態が悪くて、雑音、混信等の障害が多く、そのため夜間の午後六時から午前七時の間は、
現状における沖縄島、宮古島及び石垣島相互の間の電信電話等の電気通信事情を見ますと、これら地域相互には短波方式等による三ないし四の電話回線、一の電信回線があるのみであり、また、これらの回線は空中状態により雑音混信等の障害が多く通話品質が非常に劣り、さらに夜間は休止しているような状況であります。
ただ実際問題といたしまして、洋上のことでございますので、その場所の気象条件なりあるいは空中状態等によってなかなか思うような成果が上げられないというケースも考えられないことはないわけでございまして、もちろん完全無欠なものであると言うことはなかなかできないという状態であるということを郵政省では申し上げております。
整備を十分にやって、なおかつ、そのときの、たとえば空中状態その他によって、あるいはその機械が悪いというようなことによって起こった場合、直ちにそれをもってなお船長の責任であるということを申し上げたわけではないのでございます。
ですから、非常に空中状態がよければ、日本のオート・アラームは最初の三回で働くことになっておりますので、最初の三回ですぐにベルが鳴る。空中状態その他で、最初の三回か、中ほどがだめなら、終わりごろの三回で働くことになります。
○若狹政府委員 私の専門の分担でございませんけれども、結局いろいろな空中状態その他に対応するように通信機をいかに綿密に整備していくかという問題であろうかと存じます。そういう整備の時間及び通信自体に要する時間というものを、われわれといたしましては十分検討いたしまして、八時間で十分処理できると考えておるわけでございます。
いわゆる中型のアンプをもちまして舟艇によってこの付近の放送をしておるのでありますが、そのときの連絡のために無線機をこことここに使う、通信距離はおおむね十キロ、こういう計画でございましたが、例のハチ事件を起しまして——チリクの電報局というのが無線電報局一つしかありませんで、これが空中状態の関係上、十七時ないし十九時の間しか放送をいたしません。
空中状態が悪いと、ほとんど聞けないときもございますが、これが唯一の内地の直接のたよりでございます。そうしてみなそのラジオを聞くたびに、きようは戰犯についてのニュースがあつたかなかつたかということだけというわけではございませんが、世界の情勢とか、そういうことのほかに、特に戰犯についての放題がなかつたかということを気にしております。
そこ4伺いたいことは、だんだんと電波の複雑な交錯を来すであろうと思われる空中状態や、遭難通信の実際の取扱い状況を考え合せてみますときに、この警急自動受信機の性能、動作、確率等に、はたして安心できるような聽守の効果を期待できるか、こういうことでございます。