2004-10-26 第161回国会 参議院 総務委員会 第1号
冬期間について、他の同程度の温暖地方と比較すると、寒冷積雪地方の生計費は高い。この特殊生計費の増加は一定期間のことであり、本俸に盛り込むことは困難だと。それで、寒冷積雪地給を冬期間に限って支給する妥当性を認めるものと、こういうふうに提案理由説明で言っているわけなんです。 やっぱり、これが寒冷地手当の本来の定義といいますか目的を今度は大変ゆがめられているというふうに思うわけです。
冬期間について、他の同程度の温暖地方と比較すると、寒冷積雪地方の生計費は高い。この特殊生計費の増加は一定期間のことであり、本俸に盛り込むことは困難だと。それで、寒冷積雪地給を冬期間に限って支給する妥当性を認めるものと、こういうふうに提案理由説明で言っているわけなんです。 やっぱり、これが寒冷地手当の本来の定義といいますか目的を今度は大変ゆがめられているというふうに思うわけです。
時間が参りましたが、最後に公共事業の平準化の問題について、特に積雪地方は大体公共事業が出回るというのは九月段階なんですね。それで十二月になると雪が降る。そして大事な四月から八月のこめ期間、これは仕事が、いわば端的に言えば、ない。
最初に積雪地方に対する災害の対策についてでございますけれども、先ほど鈴木委員の方からお話ありましたけれども、私の方から再度確認のためにお答え願いたいと思います。 日本の国というのは、世界に類例の少ない軟質の豪雪地帯でありますし、したがって災害も非常に多い。
委員会におきましては、地域特例の縮減措置についての財政金融上の措置、積雪地方に対する総合的対策の確立等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録により御承知願います。 質疑を終了し、討論はなく、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上御報告申し上げます。(拍手) ―――――――――――――
また、残りの二〇%の分でございますけれども、これらは北海道あるいは東北等積雪地方に存在するために実施がおくれておりまして、融雪を待って早急に実施したい、こういうふうに考えております。
三千百五十六億ですが、積雪地方全体の関連した費用であって、豪雪地帯特別対策費というものではないのですね。 〔委員長退席、理事上田稔君着席〕
また、ことしは三十八年以来の豪雪といわれておりますが、豪雪、積雪地方には想像できない多くの苦労と大きなマイナスがあるわけであります。何らかの税制上の配慮をする考えはないのか。 今回の石油危機を契機に、資源の乏しいわが国は、省資源・省エネルギー政策をとるべきだと政府演説でも触れられておりますが、このような産業政策の転換は税制の中に何らあらわれていないのであります。
○宮崎正義君 なぜそういう話を持ち出すかといいますと、積雪地方というのは、国道はアスファルトのすばらしい道ができていきますけれども、先ほど来から問題になっておりますように、地方道というのは、おそらく国道からちょっと入りますともうがたがたになる。雪解けになりますと、もうどろんこだらけ、そのどろんこをみんな国道に持ってくるわけです。
パイロットファームの役割りと全国に先がけた黒鉱の残滓流送事業に大きな誇りを持つ秋田県、また十勝沖地震と八月集中豪雨の連続災害にも力強い立ち上がりを見せている青森県、両県は積雪地方という共通の障害も乗り越えて農・工調和のある発展を期し、各所で建設事業に取り組んでいる姿が印象的でありました。 以下おもな事業を事項別に整理してその概要を申し上げます。 第一は道路関係についてであります。
○斎藤説明員 家屋の除雪の問題は、だいぶ前に積雪地方農村経済調査所から、急勾配の屋根で自然落下方式が推奨され、そのときにはかなりいいのじゃないかということになっておりました。しかし実際には、三宅先生も指摘されるように、あまり普及しておりません。その原因は何かということになりますと、いろいろな問題がございます。たとえば農村の場合では、わらぶきの家でございますと、急傾斜にしても落ちない。
法案提出の理由は、寒冷積雪地方では、燃料、食糧等の購入のため、冬季暖地に比して生計費が増し、これら地方に在勤する職員の生計費も一時的影響を受けるが、この生計費の増加は一定期間のことであり、かつその期間も地方によって異なるから、本俸に織り込むことはむずかしい。また民間諸会社でもすでに寒冷地手当を支給している実情にかんがみ、寒冷積雪給を冬季に限り支給する要がある。こういう御説明がなされておる。
次に、積雪地方の道路でございますが、この点は、私といたしましても、昨年調査に参りまして後、特に深い関心を持ちまして、まず第一に各町村に除雪の機械を設置していただいて、これによって、細い町村道の除雪もしていただく必要がある。国道、県道につきましては、国、県においてやりますけれども、各市町村の除雪も必要であるというので、除雪機械の補助を相当大幅に持っていきたい。
しかし、これは普通に保有することは困難でございますから、積雪地方の自衛隊の中に、自衛隊としての必要以上な雪上車を配分いたしまして、これを雪のときに十分活用してもらうというようなこと、それから排雪に必要な機械等についても、大型のものは自衛隊にこれを配属せしめて処置してもらう、小型のものにつきましては、現在の消防車と同様に、各市町村に補助をして道路を排雪する機械を持たせるというようなことがさしあたり必要
したがいまして、従来でございましたらば、積雪地方は、比較的道幅を広くいたしますなり、また、舗装等も早めにやっておりますが、それが新潟の場合でもおくれておるわけでございます。したがって、この雪の対策といたしましては、まず道路交通をすみやかに開設すると同時に、三条の町を中心としたあの一連の中小都市について道幅の狭いところまで除雪する。
よって、政府は、被害地方公共団体の基準財政需要額の算定に当って積雪度にかかる寒冷補正については、速やかに積雪地方の基礎的資料等を整備し、適切な措置を講ずべきである。以上であります。 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。 午後一時五十六分散会
これで、従来積雪地方の道路は、無雪地方の道路と同じように考えられておったことに対する認識がかなり変わってきておるのでありますが、これは一例でありますが、明年度の予算の編成にあたっても、たとえばその積雪道については、どの程度まで無雪化するか、あるいは流雪溝の設置、舗装等によって、無雪化する等の構想が現われ、従来非常に配分の薄かった東北、北海道、北陸地方、山陰北方等の配分の均霑を考えられなければならぬと
雪害対策に関する決議案 積雪地方は、毎年積雪により、民生、産業その他に多大の被害を被つており、ために民力は衰え、産業の安定的伸長発展は阻害され、地域格差は顕著の度を加え、旧態依然として、いわゆる「雪国的」宿命を脱却し得ない実情にある。 よつて、政府は、本問題の抜本的解決を図るため、積雪調査機能の充実と積雪被害の防除等につき、すみやかに、必要な総合的対策を講ずべきである。
昭和三十六年十月二十四日 提出者 寺島隆太郎外百十四名 賛成者 安倍晋太郎外三百十名 ————————————— 雪害対策に関する決議 積雪地方は、毎年積雪により、民生、産業その他に多大の被害を被つており、ために民力は衰え、産業の安定的伸長発展は阻害され、地域格差は顕著の度を加え、旧態依然として、いわゆる「雪国的」宿命を脱却し得ない実情にある。
こういうような経費を積算をいたしまして、一方農林省の農業総合研究所でございますかの積雪地方支所、これは山形県の新庄にあったようでありますが、これで全国的に調査をしております積雪量をとりまして、一年間の根雪となります雪の深さと根雪となります期間を総合いたしまして点数を出しまして、それを級地ごとに区分をいたしまして、今申し上げましたような経費について、それぞれ級地ごとに標準的な経費を算定いたしておるのでございます
それから、もう一つは、固定資産税の問題なんですけれども、積雪地方は、御承知のように、非常に雪が降りますから、家の柱でもなんでもがっちりしたものを使わなければならない。また、家も従って大きくしなければならぬ。さらに屋内で作業しますから、家も広くしなければならぬ。こういうふうな関係上、固定資産税が非常に高くかかるわけなんです。
こういう工合に出て参っておるところにも、私は地方税の性格というものがどうあるかということをはっきり示しておるのじゃないか、かようにも考えるわけですが、しかしこれに対する意見はまた税法のときにおいていろいろ検討させていただくといたしまして、雪害に関してですが、財政局長さんに、積雪寒冷地帯における補正係数を求められる算定基礎というのは、農林省の農業総合研究所の積雪地方支所の統計、昭和二十四年から二十八年