1950-12-05 第9回国会 参議院 水産委員会 第5号
水産庁といたしましては、この特別会計からさつき申上げました漁手の積立保証制度に要する資金を出してもらいたいということを要望いたしまして、大蔵省の銀行局並びに農林省の官房のほうにその旨を伝えまして、只今申上げました特別会計法の案文を作る際に、そういう途が開かれますように只今交渉いたしております。それにつきましては銀行局並びに官房のほうでもできるだけそういう線に沿つて案文を考える。
水産庁といたしましては、この特別会計からさつき申上げました漁手の積立保証制度に要する資金を出してもらいたいということを要望いたしまして、大蔵省の銀行局並びに農林省の官房のほうにその旨を伝えまして、只今申上げました特別会計法の案文を作る際に、そういう途が開かれますように只今交渉いたしております。それにつきましては銀行局並びに官房のほうでもできるだけそういう線に沿つて案文を考える。
○説明員(奥田孝君) この前、漁業手形の積立保証についての水産庁としての考え方を御説明申上げましたわけでありますが、それを実施いたしますために、現行の漁業手形制度は要綱でやつておるのでありますが、あの要綱でやつております漁業手形制度を法制化する必要がございます。
○説明員(奧田孝君) 大体一本の法律で漁業手形制度の法制化と、この積立保証制度の立法化というものがまとめられるようになるのじやないかというように考えております。ただその際に漁業手形制度を強制的なものにいたしますかどうかにつきましては、尚よく研究しなければならないというふうに考えております。
○委員長(木下辰雄君) 本日は、休会中のこの委員会におきまして、大体意見の一致を見まして、制度確立までに至りました漁業共済基金積立保証法案、これは大体漁業手形の裏付になる制度でございまするが、これに対しまして、水産庁当局から一応簡單にその要綱について御説明頂きたいと思います。奥田課長にお願いいたします。
○説明員(奧田孝君) 私共といたしましては、先ずこの積立保証制度を固めまして、それの前提といたしましての漁手制度の法制化ということを考えて行きたいと思つております。先決問題といたしまして、この積立保証制度の実現を、実現と申しますか、これの実施を確定することに先ず力を注いで行きたいと、かように考えております。