1951-03-06 第10回国会 参議院 水産・外務連合委員会 第1号 検査後全員呉淞棧橋に連行され、第五日邦丸の漁獲物を第三、五大壽丸に積移しを命ぜられ、第五日邦丸に全員乗せられ、国営上海水産公司の棧橋に連れ行かれました。そこで更に私物を点検され、水産公司子弟小学校の講堂に収容され、與えられた「わら」を敷いて帰還まで過しました。収容後二、三日経て、各船の漁撈長、船長、機関長を水産公司社長の官舎に呼び出され、社長の通訳によつて夫のような取調べを受けました。 山本徳男