1954-11-10 第19回国会 参議院 農林委員会 閉会後第17号 以上の被害に関して、これを水稲について見ますと、水稲の品種別作付面積は、各地を通じて晩稲が大部分でありまして、総面積の九〇%、或いはそれ以上を占め、台風十二号のときは、晩稲はあたかも出穂開花の時期に当り、ために穂ズレの結果白穂を生じ、続いて台風十五号によつて倒伏を招きあまつさえ「うんか」の発生を伴い、更にフエン現象、潮風、高潮、これは地盤沈下によつて促進された傾向が多いようでございます。 重政庸徳