1987-05-18 第108回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第1号
そのために日本の穀類自給率というものが著しく低下してしまった。それと同じような現象が今後のアジアNICS及びその次の準NICSといいますか、こういう国において徐々に起こるのではなかろうか。 そうなりますと、食糧問題は余り心配ないと申し上げましたが、この状態が一転する可能性は十分にある。
そのために日本の穀類自給率というものが著しく低下してしまった。それと同じような現象が今後のアジアNICS及びその次の準NICSといいますか、こういう国において徐々に起こるのではなかろうか。 そうなりますと、食糧問題は余り心配ないと申し上げましたが、この状態が一転する可能性は十分にある。
緑の革命が非常によかったので、あと「食糧資源の分配問題」、「穀類自給率の低下傾向」への対応策というのではまずいので、やっぱり東南アジアの農地改革を助けるような、それから人口の三分の二ぐらいを占めている貧困層を本当に援助するようなそういう経済協力を考えないと、経済成長のメカニズム一本やりで見ていると日本の経済協力というのはそれこそ星野さんが心配されるような、現地では歓迎されない、社会的経済的にも余り大局的
それからもう一つの問題は、よその国の穀類自給率を比較をしてみましても、サミット参加国との比較からいたしますと、最低が日本ということになっているわけですね。でありますから、自給率を引き上げるという意味からいっても、今のような価格政策というのは大変問題があるのじゃないか。
そういう状態でありますから、今、アフリカの方におきましては御承知のように飢餓で一億五千万に上るところの人たちが苦しんでいる、こう言われておりまするけれども、アフリカはそれでも食べる物の三分の一が足りないというのでありますが、日本の場合における穀類自給率というのは三分の二足りないという状態になっているわけであります。だから、考えようによってはアフリカよりももっとひどい状態になっている。
消費者に安い牛肉を提供するため経営合理化努力を行っているが、我が国の穀類自給率は先進国の中でも最低となっており、自給率向上政策が必要であるとの意見が述べられました。 地域経済につきましては、秋田県経営者協会会長辻兵吉君、秋田経済法科大学経済学部教授横山幸一君から意見を聴取いたしました。
○熊谷太三郎君 食糧安保という観点から、食糧自給率の向上を図らねばならぬことは言うまでもありませんが、そこで、現在の食糧の総合自給率、それからその中の穀類自給率、それから豆類の自給率、並びに飼料の自給率をお伺いしたいと思いますが、それに加えまして、近い将来、たとえば昭和六十五年度のこの申し上げた四つの自給率を大体どういう目安にしておられるか、承りたいと思います。
一方、国内穀類自給率は、年々低下の一途をたどり、政府の長期見通しては、昭和六十五年には三〇%になろうとしているのであります。これは、麦を初めとする大量の外国農畜産物の膨大な輸入の結果でありまして、このような財界優先の経済、貿易政策を根本的に変革し、生産農民が農業に希望を持てる農政の確立なくして国民のみなさんへ主要食糧を長期的に安定的に供給することは不可能であろうと確信いたしております。
一方、国内穀類自給率は、年々低下の一途をたどり、政府の長期見通しでは、昭和六十五年には三〇%になろうとしているのであります。これは、麦を初めとする大量の外国農畜産物の膨大な輸入の結果でありまして、このような財界優先の経済、貿易政策を根本的に変革し、生産農民が農業に希望を持てる農政の確立なくして国民の皆さんへ主要食糧を長期的に安定的に供給することは不可能であろうと確信いたしております。
一方、国内の穀類自給率は年々低下してまいりまして、政府の長期見通しからいたしますと、昭和六十五年になりますと三〇%に低下するとしているのであります。
○山口参考人 自給の問題からまず申し上げますと、現在穀類自給率が三四%ということに下がっております。さらに、これは六十五年目標にいま精を出しておりますが、これは恐らく三〇%台になるんじゃないか。その原因は何かと申しますと、えさの輸入なんです。現在、穀類は五十四年度で二千五百万トン以上入れております。
そのために穀類自給率が非常に低くなった。これは事実なんです、低くなったことは。しかし食生活がこれからも動物たん白というものをいまのスピードでもし供給するということになると、これは自給率を上げていくということは事実上不可能であります。
たとえば、農村行政を考える会の食糧自給率向上のためにという提言の中では、この穀類自給率というものを六〇%にまで引き上げることが可能なんだと、こういうことも言っているわけですね。そういう点で三七%という見通しは、日本農業の可能性というものを過小評価しているというふうに思われるんですけれども、その根拠といいますか、そういう点についてお聞かせ願いたいと思うんです。
国民食糧の安定確保のため食糧の自給率向上が強く叫ばれてきながら、穀類自給率は、昭和三十五年の七九%から、四十七年には三九%と急落し、六十年ではさらに三四先に低下が予想されています。 また、耕地面積は減少の一路をたどり、農業に希望を失った青年たちが農村を離れています。