1973-12-13 第72回国会 参議院 予算委員会 第4号
それからもう一つ、穀物銀行説がございまして、これは経済界の方々のお集まりの会、それから専門家の御研究の会で、たとえば東畑精一先生が会長をしていらっしゃるような会等でもそういう御意見が出ておることを聞いております。
それからもう一つ、穀物銀行説がございまして、これは経済界の方々のお集まりの会、それから専門家の御研究の会で、たとえば東畑精一先生が会長をしていらっしゃるような会等でもそういう御意見が出ておることを聞いております。
たとえばいまFAO事務局長あたりが提起している世界的な備蓄の問題、別な表現では世界穀物銀行をつくれというような話が出ているわけですがね、そういう思想、そういうシステムと、いまおっしゃったことと関連しているのかどうか。 もう一つ、その場合に、世界穀物銀行等の設置の構想が具体化しているのかどうか。また、意図的には農林省はどう理解し、考えているのかどうか、それがあったら御報告を。
答えはきわめてあいまいだったと私は思いますが、ただ、ここで非常に具体的なのは、九月十日の日本経済新聞で、政府、財界が準備しているものの一つとして穀物銀行を提唱している。しかも、それは範囲が非常に広い、国際的な備蓄だという問題提起をしておるわけです。中身を読んでみると、なかなか新しいアイデアであり、しかもFAOの事務局長が、国際的に勧告を発した備蓄の問題に答えるような感じがいたします。
○政府委員(内村良英君) ただいまの御質問でございますが、最近の世界的な食糧需給の逼迫や、一部の開発途上国におきましての食糧事情の深刻化等を背景にいたしまして、穀物を国際的に備蓄をして、これによって国際的な食糧需給の安定、あるいは食糧不足に対しまする援助等を行なうことを目的といたします穀物銀行等の構想が、現在、財界から提唱されておりまして、対外経済協力審議会においても小委員会を設けまして、これについて
それからもう一つの問題は、ライスバンク、穀物銀行の問題でありますが、このライスバンク構想というのは、私どものところでは、大体三億トン程度の米の生産、消費がなされておる中で一・五%程度の量が国際流通しておる。
こういったことから、食糧の今後の自給については当然やらねばなりませんが、それらについて自給問題をあわせ、さらにアメリカに先般行かれた際に、会長が穀物銀行という構想を提案されてかなり反響を呼んだということで、テレビ等で私、見ましたが、そういうことについてお触れいただきたい。まずこの二点。
それからもう一つは、先般中央会の宮脇会長がアメリカに行きまして、アメリカ側に対して穀物銀行というものをつくって今後やったらどうか、こういう世界の気候不順、それからまた世界のいろいろな穀物不足に対処してこれをやるべきであるということを提唱して、アメリカでもかなり注目を浴び、これは世界にも呼びかけたいというような意向を私、聞いておりますが、これに対する御見解、この二点を承って、私の質問を終わりたいと思います
なお、宮脇会長の穀物銀行の件についてでございますが、まだ私どもの手元には、どういう概要で、どういうもとに、どういう水準の銀行で提唱されておるのか、具体的なことは何も聞いておりませんので、その点は私どもで緊急にその資料を取り寄せ、どういう世界的な反響であるか、十分これを検討いたしまして、またお答えできれば幸いと思います。