1982-04-21 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
ただ、転作作物の中で飼料用のいわゆる牧草類は、現在の転作面積の大体三〇%というのが牧草でございまして、飼料自体の自給率はある程度転作絡みで、特に、東北地帯等では高まっておるわけでございますが、穀物自給力に換算されませんので、その点が穀類ということになりますと非常に高コストになるということで、長期的展望でこれに取りかかっていかなければならぬし、まだ、価格対策等の問題につきまして、政策的配慮の裏づけがないと
ただ、転作作物の中で飼料用のいわゆる牧草類は、現在の転作面積の大体三〇%というのが牧草でございまして、飼料自体の自給率はある程度転作絡みで、特に、東北地帯等では高まっておるわけでございますが、穀物自給力に換算されませんので、その点が穀類ということになりますと非常に高コストになるということで、長期的展望でこれに取りかかっていかなければならぬし、まだ、価格対策等の問題につきまして、政策的配慮の裏づけがないと
○政府委員(角道謙一君) 本年の作況につきましてはこれからの問題でございますけれども、私どもとしましては、昨年、一昨年の冷害というような異例な事態を除けば、穀物自給力につきましては、大体主食につきましては現状のものの維持あるいは若干の増加を見込めるのではないかというふうに期待をしております。
○亀岡国務大臣 食用の穀物自給力というものはそう落ちてこないということを、十カ年の需要と生産の長期見通しという中では農政審議会も指摘をいたしておるところであります。
過般行われました国会の穀物自給力向上の決議、ここにいまいらっしゃいませんが、武藤さんは、それを体して政府は最大努力をします、本会議でこう言って答えています。それを農政審議会が答申をして閣議が決定をしておるものは、穀物自給率は下がります、三四%から昭和六十五年には三〇%に下がります、こう言っておるのですよ。だめになってきますということを言っておるのです。こういうことで農政の担当はできますか。