2013-01-24 第182回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
また、世界の穀物消費量は、人口の増加や所得の向上に伴う肉類の消費増加も大きく影響しているということなんですが、この新興国との穀物の争奪戦というのはこれからどんどんと激化していくと思うんですね。農林水産省によりますと、今年一月から三月期の配合飼料の生産者実質負担額は一トン平均五万八千九百五十円で、ピーク時の平成二十年十月から十二月期に次ぐ水準ということであります。
また、世界の穀物消費量は、人口の増加や所得の向上に伴う肉類の消費増加も大きく影響しているということなんですが、この新興国との穀物の争奪戦というのはこれからどんどんと激化していくと思うんですね。農林水産省によりますと、今年一月から三月期の配合飼料の生産者実質負担額は一トン平均五万八千九百五十円で、ピーク時の平成二十年十月から十二月期に次ぐ水準ということであります。
ですから、世界の穀物消費量の伸び率というのを十年前と比べてみると、対前年比ではだんだん緩やかにはなってきているんですけれども、しかし、依然として伸びておりますし、その場合、穀物が、在庫が一体どれぐらいあって、対応できるのかということが非常に心配な問題になってまいりますが、九六年と二〇〇六年の十年間で穀物の期末在庫率はどうなっているか、これも農水省に伺っておきます。
この牛肉、鶏肉だけでなくて、国連の食糧農業機関の二〇〇三年から二〇〇四年度の世界の食料需給見通し、米や小麦など世界の穀物消費量に占める在庫の水準は一九%で、過去二十年間で最低水準に低下している、今後途上国の消費拡大が進み、中国などで所得水準が高まって肉の消費量がふえれば、穀物飼料の需要がふえていく、そういうのが確実だというふうに新聞で報道されています。
特に、世界の穀物需給の予測というものが実はありまして、年間、先進国の一人平均の穀物消費量というのは、二〇〇〇年、ですから二年後には一人六百七十二キロ、それから発展途上国では二百四十二キロということで非常に低いわけでありますが、二倍の開きがございます。この場合、我が国の輸入農産物は維持できるかどうかということについても心配されるところでございますが、農水省はその点についてはいかがお考えでしょうか。
また、畜産物の消費が増大することが世界の穀物消費量を大変大量に惹起している、こういうことであります。ただいま御指摘ありました中国の問題を見ても、やはり畜産物の消費が非常にふえてきたということや異常気象や地方の減退等が大変顕著になってきたことが大きな原因だろうと思われます。 いずれにしましても、日本の農地の一・二倍の六百万ヘクタールの土地が、毎年毎年農地が砂漠化していく。
それから、今度は世界の穀物の需給事情でございますけれども、FAOの資料によりますと、ことしの世界全体の穀物総生産量というのは、前年に比べて若干増加する見込みではあるものの、予想される穀物消費量に対して不十分であって、三年連続で穀物在庫が減少するという見通しのようでございます。
○政府委員(畠中篤君) 最近の国連食糧農業機関、FAOの資料によりますと、ことしの穀物生産量は前年度に比べて若干増加する見込みでありますけれども、他方、予想される穀物消費量に対しましてはいまだ不十分でありまして、三年連続で穀物の在庫は減少するというのがFAOの見通してございます。
大体これは国家食糧の問題にもかかわる問題でもありまするけれども、昭和三十五年に穀物消費量は大体二千六十八万トン、ところがその三年前の五七年、ここに来ますと三千七百八十二万トン、これは飼料その他も入っておりますけれども、そのくらい消費するわけでありまするが、自給率はわずか三〇%ですね。米を除いた穀物というのはわずかに四%です。
ところで、その穀物消費量の三千七百万トンになんなんとするもののうちの一番大きなものは何であったかというのを調べてみますと、雑穀として千七百二十八万二千トンの数字が出ているわけでございます。約三千七百万トンのうちの千七百万トンが雑穀であるということでございます。これはほとんど輸入に頼っているということでございます。
これは端的にわれわれの今日の食糧問題の所在を明らかにしておるわけでございまして、われわれの穀物消費量は一千万トン以上ふえましたけれども、しかし生産量は逆に四百四十万トン以上減りました。パーセンテージで言えば、消費の方においては五〇%ふえたけれども、生産量は二五%減った。その結果、自給率は八十数%から四〇%以下になったというわけでございます。