1981-05-15 第94回国会 参議院 本会議 第18号
そうでないと言うなら、集団自衛権条項を含む稲葉試案を土台として自民党憲法調査会が進めている改憲草案づくりを自民党総裁として直ちに中止させるべきではありませんか。 第四は、軍事分担の問題であります。 共同声明八項には、「日本の防衛並びに極東の平和及び安定」のための「適切な役割りの分担」が明記されました。安保条約の評価に続く文脈からいっても、その意味が軍事的分担であることに疑問の余地はありません。
そうでないと言うなら、集団自衛権条項を含む稲葉試案を土台として自民党憲法調査会が進めている改憲草案づくりを自民党総裁として直ちに中止させるべきではありませんか。 第四は、軍事分担の問題であります。 共同声明八項には、「日本の防衛並びに極東の平和及び安定」のための「適切な役割りの分担」が明記されました。安保条約の評価に続く文脈からいっても、その意味が軍事的分担であることに疑問の余地はありません。
○多田省吾君 通産省では、昭和六十年の原発の開発規模を、いままで計画してきた六千万キロワットから七千万キロワットに増強する方針を決定したように聞いておりますけれども、従来の六千万キロワットの稲葉試案というものが御破算になるのかどうか、この問題をおととい大蔵大臣にお尋ねしましたところ、まだそういうことは聞いてないと、こういうお話もございました。
しかも、今後の開発計画ですが、六十年に六千万キロワット稲葉試案が出されております。これはたいへんなことだと思うんですね。そして、単に原子力発電所やその周辺に働く、あるいは周辺の住民の公害だけではなくて、これは周辺の野菜だとか、動植物だとか、魚介類を汚染していきます。
最近では稲葉試案ということで、昭和六十五年には一億五千キロワットの計画が発表されておりますが、こういう状態でどんどんふえると。しかもこのままでいきますと、現在最も汚染の激しい仕事に従事している下請労働者、これについての安全教育あるいは放射線管理、これは下請労働者まかせではとてもじゃないが守れないのではないか。
○辻一彦君 原子力発電の長期計画を今日見直しているということを聞いておりますが、稲葉試案が大体まとまったと聞いておりますが、その実態はどうか、長官からお伺いしたい。