1984-07-04 第101回国会 衆議院 法務委員会 第13号
まずセールスの手口ですが、これはつとに稲葉委員等からも本委員会において実態を明らかにされたわけでありますけれども、文春の百四十六ページにも出ておりますように、これは末端の販売員が売るわけですが、原価と販売価格の差が印鑑で九倍から十一倍、ニンジンで六倍から八倍、つぼに至っては四百倍、多宝塔は五百倍。「販売事例」としてここに書いてありますように、例えば多宝塔は十万円のものが五千万円。
まずセールスの手口ですが、これはつとに稲葉委員等からも本委員会において実態を明らかにされたわけでありますけれども、文春の百四十六ページにも出ておりますように、これは末端の販売員が売るわけですが、原価と販売価格の差が印鑑で九倍から十一倍、ニンジンで六倍から八倍、つぼに至っては四百倍、多宝塔は五百倍。「販売事例」としてここに書いてありますように、例えば多宝塔は十万円のものが五千万円。
○安井委員 もう一つ、腐敗を今後防止するという問題について、この前の審議の中で平林委員や稲葉委員等から、会計検査院の機構を改革してもっと充実をしていくという問題やら、それから、大蔵省の証券局を改革して昔の証券取引委員会のようなものに、つまり独立の行政機関にして、アメリカのSECが果たしているような、そういう仕事を十分に果たすような仕組みに変えたらどうかという川崎委員からの提案もございました。
そういうことじゃないということはもう繰り返し申しておりますし、いろいろな情勢から、稲葉委員等もごらんいただきますれば、そうでないということがおわかりいただけると確信いたしますけれども、若い方はなかなかそうもいかない面があるようでございます。
それから、いま一つは、人権擁護の問題を午前中稲葉委員等が質問をいたしましたが、人権擁護局あるいは人権擁護委員、先ほど私が民間の例を取り上げましたが、民間で人権擁護委員になっている人たちの努力というものもたいへんなものであります。そういう人権擁護の問題について、特に最近では、小田原における警察官の集団暴行事件というのは、弁護士会から告発をされました。