1969-03-20 第61回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
まず、先ほどの第1稲荷丸の海難がございましてから、本年の一月四日に銚子の保安部から文書をもちまして各関係者に対して、気象状況を把握して船体、救命具を整備、点検するように、安全胴衣の着用を励行するように、無理な入港は避けるようにというような項目をあげまして、海難防止につきまして注意を喚起いたしております。
まず、先ほどの第1稲荷丸の海難がございましてから、本年の一月四日に銚子の保安部から文書をもちまして各関係者に対して、気象状況を把握して船体、救命具を整備、点検するように、安全胴衣の着用を励行するように、無理な入港は避けるようにというような項目をあげまして、海難防止につきまして注意を喚起いたしております。
その前、十二月には、第一稲荷丸が遭難しておる。これは、ほとんど同時刻であり、同一地点で遭難している。この銚子河口の港湾は、港湾局の所管なのか、それとも建設省河川局は、一体どの辺まで所管の点が延びるのか、そういう点について伺いたい。
これは第一稲荷丸といって六十トンの船でありますが、この事故のあとわずか三カ月もたたない間に起こった事故でありまして、事故の原因についてはもちろん海上保安庁その他関係省庁で検討しておられると思いますが、当委員会でこの問題について徹底的に見きわめてみたいと思うわけであります。今後の対策にひとつ織り込んでもらいたいという趣旨で御質問申し上げるわけであります。
○林政府委員 銚子につきましては、第一稲荷丸と二十八山仙丸の教訓を生かしまして、今後こういうことが起きないようにいろいろと検討いたしておるところでございますが、ただいま先生が御指摘ございましたように、警報の伝達方法につきましてまだくふうの余地があるのではないかと思いまして、まず灯火をもって警報を伝達するというようなことも考えております。
前の第一稲荷丸の場合も二、三隻そろって入ってきていて、その第一稲荷丸だけがひっかかってしまった。ですから、運が悪いというようなあきらめの考え方が漁業関係者には非常に多いわけであります。こういうものをやはり海上保安庁である程度規制なすっていかないといけないんじゃないか。私の聞いておりますところは、これは私はよくわかりませんが、間違っていればなんですが、那珂湊というのが茨城県にある。
昨夕起こりました事件は、まき網漁船第一稲荷丸が操業を終え銚子港へ帰投中、北東六百メートル付近で横波を受け、漁網の移動により転覆し、漁民八名は自力で泳ぎ着き、ほかの一名も二ノ島に上陸し、これは後に助けられたわけでございます。残る十四名は行くえ不明であるという海難でございます。 この第一稲荷丸はサバまき網漁船、木船でございまして、大きさは五十九トン、乗り組み員数は二十三名でございます。