2006-06-08 第164回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
農家は何とかやりくりしながら経営を続けておりますけれども、生産費割れの現状を何とかしてほしいというのが稲作農民の切実な願いであります。この米価暴落の要因が、いわゆる米改革による政府の米管理からの撤退と価格を市場原理にゆだねた結果であり、その上、毎年増え続けたミニマムアクセス米の影響が追い打ちを掛けているものであります。
農家は何とかやりくりしながら経営を続けておりますけれども、生産費割れの現状を何とかしてほしいというのが稲作農民の切実な願いであります。この米価暴落の要因が、いわゆる米改革による政府の米管理からの撤退と価格を市場原理にゆだねた結果であり、その上、毎年増え続けたミニマムアクセス米の影響が追い打ちを掛けているものであります。
いいですか、生産者、特に稲作農民というのは厳しい農業経営ですよ。三百二十億円出しているんですよ。そのお金を税制上のことを理由にして戻さないという、これでは拠出金じゃなくて名前を変えた税金でしょう。収入がない農民から、反当千五百円という、いわゆる面積割りの税金を取っているのと同じことですよ。そう思わないか。 ちなみに、大臣、MA米、約七十六万トン輸入していますね、毎年URの決めで。
次に、米価の回復が稲作農民の経営を支えるという意味では最大の保障であるということは先ほど述べたとおりでございますけれども、米価価格下落影響緩和対策、これは現行の稲作経営安定対策の補てん水準を下回ることが予定されておりますし、過剰米の短期融資制度、これでは加工用米そして飼料用、輸入米の価格水準を想定しているものであり、到底、農家の経営を安定させることに寄与するとは思えません。
○宮田参考人 私も北海道で稲作農家でございまして、先々週も田植えを、息子の手伝いをしていたこともありまして、やはり農民というのは、自分の持てる技術を投入し、限られた期間の中で、しかも自然という太陽の恵みの中でどう最大の効果を上げていくかということに生きがいを感じておるというのが、おっしゃったことそのままでありまして、今日、思い切ってつくれないという状況の中での稲作農民の心理というのは、本当にやるせないという
私は、北海道の農家六万五千戸が加盟しております北海道農民連盟の書記長という仕事をしておりますけれども、私自身は、みずからも米をつくっている稲作農民であります。私は、今国会で審議されております食料・農業・農村基本法案について意見を述べさせていただきたいと思います。
私は、北海道の農家六万五千戸が加盟しております北海道農民連盟の書記長をしておりますが、みずから十一・五ヘクタールの経営をする稲作農民でもあります。私は、今国会に提案されております主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律等の一部を改正する法律案について、意見を述べさせていただきたいと思います。
私も米作農家の端くれとして、なぜ稲作農民をこんなにいじめるのかという強い不満を持っているのでありますが、漏れ承るところによると、去年の分も含めてことしの生産者米価も大幅に引き下げられるのではないかという心配を皆しているのであります。今年産米の米価の算定についてどのような対応方針にあるのか、お聞かせをいただきたい。
それは、いわば稲作農民の納得できない、現状とは実態のそぐわないものではないか。これは何回かこれまでもそれぞれの立場から指摘されてきた経過があると思いますけれども、ぜひ、多少これは政策的な意味合いを強めていかなければならない部分があると思いますが、日本における稲作農家の実態と大幅にかけ離れたような算定方式の対応というものについては慎重に対応していただきたい。強く要請をさせていただきます。
稲作農民だってもう米価は据え置き、こういうふうに思っております。マスコミも全部論陣張っております。大臣は、これは農林行政の責任者でありますが、今二・五五%の引き下げ諮問を米価審議会にされました。しかし、あなたは政治家です。そして、米審がきょうと三日の日終わったら直ちに政府・与党の交渉の場に出られるわけですね。そこで大体据え置き、こういうことになる、こういうルールもほぼきちんとなっておる。
ところが、転作というのは、稲作農民、田んぼを持っている人からすれば、つくりたい米をつくらせないということでございますから、ある意味で強制することでございます。この強制を行政的な手段あるいは農協等の農民の組織を使いまして金を使わないで行わせるということは、私は非常に無理がある。
○神田委員 以上、基本的に災害救済についての御質問をいたしましたが、減反、米価の引き下げ、また米の市場開放の圧力、こういう中で非常に日本の特に稲作農民が生産意欲を失って、稲作の将来に悲観的な考え方に立っております。
米をめぐる内外の諸情勢、米生産費の動向等からそのような結果になったわけでございますが、稲作農民が最も懸念しているところは、食糧管理制度の根幹が維持されるかあるいは米の自給方針が貫かれるかという点でございます。この点については累次にわたって総理も御答弁なさっておりますが、重ねてこの場でお考えを承りたいと思います。
その意味では私はこれは悔いを千載に残すものであり、しかも今まで質問がありましたように稲作農民にとりまして深刻な打撃、米価の抑制あるいは減反の強行、さらには奨励金のカットと、ダブルパンチではなくてトリプルパンチという事態が起ころうとしているわけでございまして、そういう意味では営農意欲を一挙に奪い去る、そういう中身を持っておるという意味で断じて許すことのできないものだということで、まず私は撤回を要求したいと
○鈴木(宗)委員 ローカルの話で恐縮ですけれども、今北海道の稲作農民はキタヒカリの四類昇格を強く希望しておるわけでありますけれども、時期が時期なものですから、食糧庁の方から明確に答弁をお願いしたいのであります。
これが実現されれば、北海道の稲作農民を勇気づけて、さらに良質米の生産に拍車がかかるというふうに思います。したがって、キタヒカリを適切に評価をして、稲作農民の努力にこたえるためにも、ぜひとも本年格上げを実現するように強く要望したいというふうに思いますが、大臣何か一言お願いします。
だとするならば、生産資材が値上がりしているのに、いろんな事情がありますけれども、財政的な理由や事情であるいはまた臨調から指摘されている面も考えながら米価が上げられないということになれば、これはまさに稲作農民に死ねといわんばかりの状況をつくり出してしまうことになると思うのであります。
三つ目に、政府は、来年度減反を十四万二千ヘクタール上積みをする、奨励金については五千円引き下げるという方針であると報道をされていますが、今回の冷害被害が甚大な稲作農民にとってはとても深刻な問題になってきていると思います。
そこで、お尋ねをいたしたいんですけれども、昭和四十五年以来、政府は米の過剰を理由に農民に犠牲を強いる減反政策をとり続け、稲作農民はほぼ目標どおりの転作を進めてきたにもかかわらず、今回は米の需給均衡化対策の名のもとに、これまでの、つまり五十一年から五十三年までの水田総合利用対策を改め、新たに五十三年度から十ヵ年の長期計画による水田利用再編対策を打ち出しましたが、第一期三ヵ年の生産調整数量は各年百七十万
○鈴木国務大臣 御指摘もありますように、末端の稲作農民の諸君は現状維持が一番いいと考えておられることは、私もそのとおりだと思います。しかし、それではこのまま突っ走ってこういう状態でいって一体日本の農業はどうなるのか。食管制度は守れと言うのだけれども、とうていこれはやっていけない。五百万トンの過剰米を処分するとすれば、今日では一兆五千億の国費が要る。
したがって、稲作農民の皆さんがこの米価の決定に重大な関心をお持ちになっておるということは、私どもよく承知をいたしておるところでございます。
○鈴木国務大臣 私は、生産者米価の算定につきましては、食管法の精神に基づきまして再生産が確保され、また稲作農民の生活の所得が確保されるように物価、賃金等を考えながら、そういう基本的な考え方の上で生産者米価は決定されるべきものである。