2016-10-27 第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第8号
日本人は、弥生時代以降、縄文文化の遺産を継承しながら、日本人的な物の考え方、文化、さらには社会制度に至るまで、いわゆる水田稲作文化を農耕によって育んでまいりました。今、農村社会が崩壊すれば、日本の社会、文化に大きな負の影響を及ぼすことになることを恐れます。 以上の観点から、私はこの協定案の批准に反対いたします。 お聞きいただきまして、ありがとうございました。以上です。
日本人は、弥生時代以降、縄文文化の遺産を継承しながら、日本人的な物の考え方、文化、さらには社会制度に至るまで、いわゆる水田稲作文化を農耕によって育んでまいりました。今、農村社会が崩壊すれば、日本の社会、文化に大きな負の影響を及ぼすことになることを恐れます。 以上の観点から、私はこの協定案の批准に反対いたします。 お聞きいただきまして、ありがとうございました。以上です。
影響を最大限にし、マイナスの影響を最小限にするために万全の施策を講ずる必要性などの意見が、 次に、蒲生君からは、TPP協定による食への影響についての国民の理解が不十分な状況下で国会審議が進んでいることへの懸念などの意見が、 次に、興梠君からは、中山間地の農業、農村を守るために、国、県及びJAが協力して担い手確保、後継者育成のための施策を講ずる必要性などの意見が、 最後に、藤原君からは、水田稲作文化
万が一のときには、やっぱりしっかり備えておこうという、稲作文化の中の日本的なため込み、貯蓄の精神もやっぱりあるわけでありますが、半分以上が保身のためのため込みでございます。 こういうことも鑑みまして、やっぱり保身のためにため込まれたら困るわけでございます。
米価の下落は、稲作文化と言われる我が国の発展と繁栄を支えてきた農村社会に激震をもたらしています。概算金の水準が大幅に下落をし、年末に控えた資機材の購入費等の支払い原資を工面できない。来年度以降もこのような厳しい状況が続くのであれば、資機材の更新投資などは怖くてできないため、ことし限りで農業をやめざるを得ない。いずれも率直な言葉です。
要するに、もう地縁血縁型の社会、特に日本の場合には稲作文化だったということもあって、非常に強固な地縁血縁型の社会、誰もが誰もを知っている社会をつくってきたわけですけれども、しかしその地縁血縁型社会はもう半ば崩壊してしまった。 内子町のように非常に小さなコミュニティーだったらそれでも可能なんですけれども、多くの地方都市はもうそれは維持できないんですよね。で、無縁社会と呼ばれる社会になってしまう。
お祭りを初めあらゆるところで、私どもは、先達の、先人の稲作文化というものを中心にして今日の日本の繁栄がある、こう言っても過言でないと思います。そういう中で、私は、日本人の精神構造を大きく変えることになってしまうのではないかという心配と、もう一つは、実際に現場で作業をする生産者、農家の皆さんのプライドを傷つけることになってしまうのではないかという、取り扱いの問題ですね。
ちょっと委員席が遠くてお見せできないのですけれども、これは十年ほど前に「水田稲作」、「心のふるさと稲作文化」というので写真集が出ているんですけれども、私はこれを買うときに、昔の夢だったというふうにならないことを願って、今日の私どもの農村風景、私も米どころ宮城の出身ですが、中山間地のこの原風景だということをいつまでも私は願いたい、そういう思いでこれを購入しております。
最後に、農業の存在意義というものは、国際市場の価格によって決められた相対的有利性、よく言われるコンパラティブアドバンテージですか、そういうものによって左右されるものではなくて、生活文化の根底に農業があるという認識をはっきりと持つべきだ、人間の生命に欠くべからざる食べ物のとうとさを、そして稲作文化に代表される農業が、日本人の心、すなわち日本文化を基本で支え、今日の我が国日本をつくってきたことをここで改
アジアの場合は、稲作文化といいますか、狩猟文化が大変少のうございまして、恐らくその関係で、狩猟に携わる方々も現在は、いわば被害があって駆除を頼まれてそのときだけ狩猟をするといったような方もふえてきているようにも承っております。 また、科学性が大変大事でございまして、生き物相手ですので、絶えずモニタリングも大事でございます。
日本は稲作文化で、狩猟国というよりも、野菜、また米、こういうものが主食でございますが、西欧では狩猟、要するに食用として食べる、ハンターというのが森林にも定着して昔からおられたという中で出てきたのがこのワイルドライフマネジメントというものでございます。 ですので、このワイルドライフマネジメントをどういうふうに把握しておられて、なおかつそれを環境庁長官はどういうふうに評価されておるか。
三年前、我々は野党でございましたけれども、今の筆頭理事松岡代議士ともどもジュネーブまで出かけていってサザーランドに会い、日本の農業の実態をきっちりと説明し討論しながら、米を含む農業の問題はこのWTOから外してグリーンラウンドをつくってやるべきだ、一般の通商品目とは違う何千年にもわたる農業の伝統、アジアのモンスーン地帯における稲作文化というものがあるわけですから、そこを踏まえた議論をしてまいったわけでございますけれども
といいますのは、タイにはタイの農耕文化があり、稲作文化があり、そして食文化があるわけなんですね。それをあくまでも日本の我々の尺度でもってはかって物事を見てしまって、そしてみんながまずいと、こう言ってしまうわけですね。これはタイの皆さんが怒るのは無理がないことだと思うんですよ。 私もタイに二、三回行ったことがございますけれども、一緒に行った方々がタイの米が食べられない、御飯が食べられない。
米は日本の稲作文化を壊しゃせぬですか。そのはしりですよ。だから、そういうしたたかさというのが私はこの六カ月欲しかった、こういうことですよ、理屈じゃなくて。その点、農林水産大臣、一本調子じゃいけませんよ。
そういういわゆる稲作文化の深さ、広さを考えていきますと、私はこれを地名にとって考えるのでありますが、例えば、この我々の今立っておりますところも、千代田区ということで田がついておる。そして永田町、桜田、祝田、神田、それから田町、早稲田、三田というふうに東京の各地でも田の名称がついておるわけであります。
現場においての各学校学校におきまして、予算等もつけてあるわけでありますから、できる限り日本人の文化、これは稲作文化が原点であるということで、いわゆる職業としての農業だけではないよという意味、私は本質的には農業というものは商業主義で律して果たしていかがなものかなという考え方も持っておりますですが、それはとにかく別として、農業というものはただただ食糧だけではないよ、日本人が長い間培った文化というものはここから
そうしますと、稲作文化と一緒に出てきたああいうものが、稲作文化というものが根本的に要らない、否定されてしまうような形にもなるので、こういうことが私を含めて今度お集まりいただいた人たちの中に共通の将来への心配事としてあったわけでございます。 それで、自治省で文化というと、ちょっと異分子扱いみたいなことにもなりかねないのでございますが、やはり一番やれるのは自治省じゃないか。
これはちょっと文化庁の方に関連してお聞きしたいのですが、私は農業の方はあなたよりは専門家だから、ちょっと農業にこじつけるようになってとお考えになるかもしれませんけれども、日本の文化というのは稲作文化なんですよね。これはどなたが研究した結論からいっても。稲作とともに日本の文化、感情、モラル、いろいろな情感、色彩感でも道徳観でも、社会秩序でもでき上がってきているんですね。
○八百板委員 これはやはり稲作文化の象徴なんですよね。それに対して後で権力支配のいろいろなもの、儀式化されたものがそこにくっついていったのだと、これは私の見解ですが、そう思うのです。
○八百板委員 これは後で幾らか変わったようですけれども、もともとは稲作文化の天皇家にあらわれた象徴的儀式だと思うのですが、そうじゃないですか。
古代から今日までこの日本の稲作文化を支えてきた農民、その農民に、明るい、そして期待の持てる、そういうふうな農政の展開を心から望んで、私の質問を終わらしていただきたいと思います。それぞれ関係者の御答弁をいただきますが、よろしくお願いいたします。
○松本英一君 稲作文化が入ってきましたのが西暦前二百年−二百年に板付——これは私のところの板付遺跡で明らかであります。この水稲耕作が入ってきた問題については次回に譲りたいと思います。 ただ、新撰姓氏録によれば、これらの人を、古事記あるいは日本書紀では、帰化と言い、あるいは来帰とも唱えておりますが、この渡来した中の最も多いのは、漢族、いわゆる中国の漢族の百七十八氏であります。