1993-06-01 第126回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
それで緩和をしたわけでございますが、なかなか稲作復帰が十分に進まなかったということも事実でございます。
それで緩和をしたわけでございますが、なかなか稲作復帰が十分に進まなかったということも事実でございます。
その運用については、北海道でございますと道庁あるいは農業団体の方々とも十分に意見交換をさせていただいておりますし、これからもしてまいりながら、その意のあるところを酌んで、できるだけ現地での稲作復帰が円滑に行われるように最大限の努力はしだい、かように考えております。
すなわち供給力の問題については、われわれは五十年なり五十一年の全体需給を想定する際におきましては千三百万トン程度と考えましたが、これについては、その反収の見方なりあるいはマイナス要因としての壊廃の見方、あるいは積極要因としての自力開田なり不作付地の稲作復帰というような諸要因についての見方から供給余力についての検討という点はあるかと思います。
○鈴木国務大臣 御承知のように、総合的な食糧の自給力を高めるということを農政の基本に考えておるわけでありますが、どうも現在のところ稲作復帰志向というものがいまだに根強いものがございまして、米の過剰基調というものが続いております。一方におきましては、大豆であるとかあるいは麦類であるとかあるいは飼料作物というものは大部分を輸入せざるを得ない。
次に、主要農産物の振興対策については、まず、米について、最近、稲作復帰志向が強いこと等によりその過剰基調は再び強まっており、一方、米以外で増産を要する農産物が少なくないこと等にかんがみ、米の消費拡大に努めるとともに、水田総合利用対策の強化を図ることとしております。また、この措置とあわせて、米麦一貫生産の推進を図るための諸施策を推進することとしております。
国で主産地形成、適地適産、そして全体として必要な農産物ができるようにということを目指していろいろの施策をやりましても、やはり受けとめる農家は米をつくった方が有利であるということになりますと、どうしても米復帰、稲作復帰の志向というものは改めることはできない。そこで私は、農産物の価格の面におきましても相対価格の是正が非常に大事な問題だ、こう考えております。
まず、米につきましては、最近稲作復帰志向が強いこと等により、その過剰基調は再び強まっており、他方、米以外の農産物で増産の必要なものが少なくありません。
と同時に、先ほども申し上げましたように、麦づくりをしても大豆づくりをしても、あるいは野菜づくりをしても、稲作農業をするのと同じような所得がおおむね確保される、そういう環境と条件を整備していかなければどうしても稲作復帰志向、これは是正することができない。
第三点は、稲作復帰志向が強まっておるという中で、麦とか大豆とかあるいは飼料作物とか国全体として必要な主要農産物、これも生産の増強を図って、そして総合的なバランスのとれた生産の確保を図りたい、こういう関係の予算、これを力を入れて確保することにしたわけでございます。
○鈴木国務大臣 東北あるいは北陸等の稲作に最も適した環境条件、そういうところにおきましては、私は、稲作農業というものをあくまで大事にしていくという必要がある、こう思っておりますけれども、国全体の立場から見ますと、やはり依然として稲作復帰の傾向は非常に強いわけでございます。
まず、米につきましては、最近稲作復帰志向が強いこと等により、その過剰基調は再び強まっており、他方、米以外の農産物で増産の必要なものが少なくありません。
五十一年もそういう形で水田総合利用を始めたわけでございますが、現実には水田の転換を図るべき目標面積として十九万五千ヘクタールを想定したにもかかわらず、いろいろな事情がございまして、十七万七千ヘクタールの、実行率といたしまして九一%の水準に落ちついたということは、やはりどうしても放置をすれば農家の稲作復帰志向が強い、かようなことであろうかと思います。
○鈴木国務大臣 農政を進めるに当たりまして、食糧の総合的な自給力を高めていきたい、そういう観点から、米、稲作復帰志向、これが非常に強いわけでございますけれども、麦でありますとか大豆でありますとかあるいは飼料作物でありますとか、そういう国として必要な作目の総合的な自給力を高めてまいる。また、そのためには日本農業の体質を強化をする。そのためには農業基盤の整備等に力を入れてまいる。
四十九年度以降は、休耕奨励補助金を打ち切ることになりますが、特に休耕田について稲作復帰のための助成措置を講ずることについては考えておりません。 米価につきましては、消費者米価は、物価対策の観点から、本年度は据え置く方針でございますが、本年の生産者米価につきましては、消費者米価とは切り離して、米価審議会の議を経て、食管法の規定に基づき、適正に決定をしてまいるつもりでございます。
四十六年度に、四十五年度休耕、転作したものが稲作復帰が行なわれてくれば、これは米過剰はさらに拍車がかかってくる。こういう問題がありますね。そこで一体、生産調整は四十六年度以降の計画はどうかということが一つです。もう一つは、大蔵大臣が衆議院の予算委員会でこういうことを言っている。