2018-12-03 第197回国会 参議院 本会議 第7号
ウルグアイ・ラウンド農業合意を受け実施した関連対策については、農地の大区画化等の支援により、事業実施地区において、担い手の経営規模が二・五倍拡大し、稲作労働時間が約六割縮減するなど、一定の効果を上げたものがありました。 一方で、集落排水施設などの生活環境改善事業や温泉施設などの交流促進施設の整備事業など、農業の競争力強化になじまない施策も実施されたとの指摘もありました。
ウルグアイ・ラウンド農業合意を受け実施した関連対策については、農地の大区画化等の支援により、事業実施地区において、担い手の経営規模が二・五倍拡大し、稲作労働時間が約六割縮減するなど、一定の効果を上げたものがありました。 一方で、集落排水施設などの生活環境改善事業や温泉施設などの交流促進施設の整備事業など、農業の競争力強化になじまない施策も実施されたとの指摘もありました。
これまで農地整備を実施した地区では、調査を進めておりますが、水田の大区画化や汎用化を通じまして、担い手への農地集積率が約三〇ポイント向上する、あるいは稲作労働時間が約六割削減される、野菜等の高収益作物の収量や生産額が増加するなどの効果が発現しているケースもございまして、農業の生産性向上につながっているというふうに認識をしております。
これまで農地の基盤整備を実施した地区では、担い手への農地集積率が三割向上いたしましたし、稲作労働時間が六割削減されるなどの効果が出てきております。 農林水産省としましては、引き続き、農業の成長産業化と農村地域の安全、安心な暮らしの実現に向け、効果的、効率的な事業の推進に努めてまいる所存でございます。
また、十アール当たりの担い手の稲作労働時間が五十六時間であったものが二十時間へと、約六割短縮することができました。こうした効果を考えていきますと、担い手の規模拡大やコスト削減など、農業の体質強化に大きな効果を上げてきたものというように評価をしております。
例えば、大区画化や排水改良に伴いまして農作業が機械化され、稲作労働時間は大幅に短縮をしてきておりますし、また、基盤整備の実施が担い手の育成にもつながっておりまして、実施をされた地域の農業生産法人数は全国平均の二倍となっております。
また、担い手の稲作労働時間が同地区におきましては、事業実施前は五十六時間であったものが実施後は二十時間、十アール当たりの時間になっておりますので、担い手の稲作労働時間というのは六四%短縮をされたというふうに思っておりまして、日本の稲作農業というのはこのときに大きく変わったのではないかなというふうに思います。
農林水産省が平成十二年七月に行った同対策の中間評価では、担い手の稲作労働時間が約六割短縮をされ、また着実に効果がある事業がある一方で、担い手に農地の過半を集積するという目標、七十六万ヘクタールの増加に対して四六%の達成にとどまるなど、低水準の目標達成度合いになっているものもございました。したがって、反省すべき点もあったと認識をしているところでございます。
それから、これは大きな金額でございましたので、中間評価というのを一応、行政評価の仕組みができる前ですが、やっておりまして、担い手の稲作労働時間が六割短縮になったとか、そういう効果があった面もあった一方で、やはり事業効果が、トータルで見ても今御指摘のあったとおりですが、十分に上がらないものがあるということで、これは反省すべき点があっただろうというふうに考えております。
十二年の七月に中間評価というのをやっておりまして、稲作労働時間が六割短縮されるというような効果があるものもあった。しかし、例えば、担い手に農地の過半を集積するという目標、七十六万ヘクタールの目標と立てておったわけですが、これは四六%しか達成できなかったということで、非常に低い水準になっているというものもあるということを平成十二年の中間評価で既に行っているところでございます。
今委員からも御指摘がございましたが、二十一年三月の農政改革関係閣僚会合特命チームにおいても、担い手への農地の集積、新規就農者、稲作労働時間、麦、大豆の作付率の動向を検証して公表したところでございますが、その中においても、UR関連対策のみの把握ということは実施しておらず、政策評価全般において評価を実施しているというような状態にあるということでございます。
あるいは、区画の拡大などによりまして、十アール当たり五十二時間かかっておりました稲作労働時間が、約六割短縮され、二十一時間までに減少するなどの効果も見られておりまして、こういった対応につきましては、引き続きしっかり行っていかなければならないというふうに考えております。
担い手育成の圃場整備事業につきましても、経営規模が約二・五倍になり、あるいはまた担い手の稲作労働時間が約六割短縮したことであるとか、あるいは担い手の農地を集積するという目標、七十六万ヘクタールの増加に対して担い手への集積が五十四万、四%の増加にとどまると。
これまでの整備によりまして、例えば、担い手育成型圃場整備事業などで平成八年度から平成十三年度に完了した四百二十地区では、事業の実施前に比べまして、担い手の経営規模が約二・二倍、担い手の稲作労働時間が約六割短縮するなど、その効果が着実にあらわれている状況にございます。
事業の効果を圃場整備事業について見ますと、平成八年から十三年度に完了しました四百二十地区におきまして、分散しております農地を担い手に集積するために、農地流動化を促進しますソフト施策と区画整理などのハード施策を一体的に実施したことによりまして、担い手の経営規模が約二・二倍に増加しておるということがありますし、また区画の拡大等によりまして、十アール当たり五十二時間掛かっていた稲作労働時間が約六割の短縮を
それから、これは完全にコストダウンにつながるわけですが、担い手の稲作労働時間が十アール当たりで六十二時間から十九時間へと七割減になっております。この十九時間というのは全国平均の五割水準でございますので、これから先、ウルグアイ・ラウンド対策を着実に進めまして、さらなるコストの削減に努めたいと考えております。
こういった階層間の格差は、主として作付規模の大きな階層ほど農機具の効率的な利用が行われ、稲作労働の省力化も進むことによりまして労働費、農機具費等の費用が低下するということで生じておるわけでございます。六十キログラム当たりの全算入生産費につきましてもおおむね同様の傾向に相なっております。 それから、もう一冊の参考ということでございます。
このような階層間格差は、主として作付規模の大きな階層ほど農機具の効率的利用などが行われ、稲作労働の省力化も進むことにより、労働費、農機具費等の費用が低下することなどにより生じております。また、六十キログラム当たりの全算入生産費についても、おおむね同様の傾向となっております。 参考に、もう一冊の方で農業生産組織の生産費をお示ししてございます。
作付規模別に見た生産費について、四ページから五ページにかけまして十アール当たり生産費が出ておりますが、生産費は作付規模が大きくなるにつれて低下しておりまして、このような階層間格差は、主として、作付規模の大きな階層ほど農機具の効率的利用等が行われ、稲作労働の省力化も進むことにより労働費、農機具費等の費用が低下することなどにより生じております。
作付規模別に見た生産費について四ページから五ページにかけて十アール当たり生産費が出ておりますが、生産費は作付規模が大きくなるにつれて低下しておりまして、このような階層間格差は主として作付規模の大きな階層ほど農機具の効率的利用等が行われ、稲作労働の省力化も進むことにより労働費、農機具費などの費用が低下することなどにより生じているところでございます。 次に、別冊でございます。
これは稲作労働時間でございますとかあるいは生産性、それから農家経済の中におきます稲作所得のウエートあるいは機械の経済的利用、こういう点から見ますと五ヘクタール以上層というのが出てくるわけでございます。現在のいろんな稲作機械、新しいのが出てきておりますが、こういう機械を効率的に使っていくというふうになりますと技術的な点では五ヘクタール以上ということが規模の面では大変重要な点になってくるわけです。