2001-11-27 第153回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
米価の急速な下落によりまして、先ほどもお話が出ていましたけれども、この五年間で一兆円に及ぶ稲作収入の減少があったということでございますけれども、いわゆる稲作依存度の高い主業的な農家に非常に厳しい打撃があるわけでございまして、このまま推移いたしますと、将来の担い手として最も期待されている農家の皆さんから崩壊をしていくんじゃないか、こういうおそれを抱いているわけでございます。
米価の急速な下落によりまして、先ほどもお話が出ていましたけれども、この五年間で一兆円に及ぶ稲作収入の減少があったということでございますけれども、いわゆる稲作依存度の高い主業的な農家に非常に厳しい打撃があるわけでございまして、このまま推移いたしますと、将来の担い手として最も期待されている農家の皆さんから崩壊をしていくんじゃないか、こういうおそれを抱いているわけでございます。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 米の価格低下の悪影響は稲作依存度の大きい大規模経営ほど大きいと思います。大きいので、むしろ大規模経営ほど需給と価格の安定のための生産調整のメリットを受けるものと考えております。この意味で、米の生産調整は大規模経営の経営の安定とは必ずしも矛盾するものではないと考えております。
他方で、この稲作経営安定対策につきましては、もともと何かということでありますれば、自主流通米価格が下がってどういう農家が影響を受けるかということをあえて申し上げれば、比較的小規模の農家の方よりは大規模に稲作をやっておられる方々の稲作依存度が高いわけでございますから、そういう農家の方々の影響が大きいということから見れば、これからこの問題をいろいろ考えて見直しをするとすれば、そういった稲作に依存している
そこで、現実には、先人の御努力によりまして、良質米生産地域とか担い手が多い地域とか稲作依存度の高い地域、こういったところには軽くということで配慮されてきましたし、一方、市街化区域が多いとか圃場整備が進んで他作物の栽培が容易な地域、こういうところには重くするというようなことで、平成九年度までは多いところと少ないところの格差が約四倍という、まさにそれなりの適地適作の考え方が反映されてきたと思います。
三年間ということで水田営農活性化対策をやるということになったわけでございますが、その際にやはり、今申し上げましたこの新政策の方向にも沿いまして、意欲を持って稲作に取り組もうとしている農家あるいは地域ができるだけ稲作に集中してもらうようにしようということで、今回転作の緩和をしたわけでございますが、その転作緩和の面積を定める際に、担い手のウエートの高いところ、それから稲作の生産性の高いところ、それから稲作依存度
したがいまして、本年度から水田営農活性化対策を実施したわけでございますが、この対策では、新政策の方向に沿いまして、稲作・転作を組み合わせました生産性の高い水田営農を確立するという観点から、意欲を持って稲作に取り組もうとしている農家や地域が稲作に集中して取り組めるように、まず一つは、転作等目標面積の配分に当たりましては、担い手のウエートが高いところとか、あるいは稲作の生産性の高いところであるとか、あるいは稲作依存度
それで、今申し上げました八十三万ヘクタールの配分をしていたわけですが、そこから今度十五万ヘクタール分だけ緩和いたしますが、その緩和分につきましては、今回は特に他用途利用米などを含む米づくりの推進を図るという観点もございましたので、そのときの十五万ヘクタール分の配分の仕方は、稲作の生産性、それから担い手のウエート、それから農業依存度、稲作依存度、それから水稲作の四年度の復帰状況、そういったような四つの
その問題はまた後で触れますけれども、減反の基準としておたくからいただいた資料によりますと、稲作の生産性であるとか、担い手のウエートであるとか、農業依存度、稲作依存度であるとか十のファクターを考慮して、どこの地区は何%の減反、どこの地区は何%の減反と、その減反の率を決めておられるという説明ですけれども、目標面積の配分の基準、この十のファクターにどういうウエートを置いてそれぞれ計算されるんですか。