2019-04-09 第198回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
今、やっぱり稲作農家の皆さんのところを回って歩いていますと、本格的な米作りの時期を前にして、やはりその過剰作付けの問題、米価が下がるんじゃないかということをすごく心配しているんですね。昨年は災害や天候不順による不作で収量が減りまして、北海道も全体で作況が九〇、全国でも九八ということで、価格も大きく下がることがありませんでした。
今、やっぱり稲作農家の皆さんのところを回って歩いていますと、本格的な米作りの時期を前にして、やはりその過剰作付けの問題、米価が下がるんじゃないかということをすごく心配しているんですね。昨年は災害や天候不順による不作で収量が減りまして、北海道も全体で作況が九〇、全国でも九八ということで、価格も大きく下がることがありませんでした。
海水が流入したことによる対策というのは確かに必要ですけれども、例えば農業で必要な水については、かんがい期の後に水門を開放することで塩水による稲作への影響は少なくとも回避できる。いろいろな取組を検討するべきであるというふうに思います。有識者の声もそういったお声が強い、そういう状況であります。 水質の改善が半世紀以上果たされない中で、一方で、生活への影響、飲料水としての水道水の異臭問題がありました。
先生御指摘のとおり、無代かき栽培は、一般的な稲作で実施している代かき作業を省略する栽培方法でございますが、規模拡大の阻害要因となっている春作業の労働ピークを平準化できるというメリットがございます。したがって、規模拡大を図る上での有効な技術の一つであるというふうに認識をしてございます。
水田稲作農業を中心とする我が国では、圃場の拡大や土木技術の発達とともに、農業水利施設として、水源として農業用ため池が数多くつくられてきたわけでございます。 ため池というふうに聞くと、私、頭にすぐ浮かぶのが、やはり四国・香川県にある満濃池でありまして、満濃池は、皆さん御存じのように、弘法大師である空海がこの改修に当たられたということで知られております。
ただし、委員がおっしゃるように、近傍にダムがあって、ダムの水も、稲作に使われていたものが、畑作に転換するようになって、水がちょっと余ってきた。余ってきたときに、近傍にあるため池が極めてリスクが大きいので、これを廃止してダムに依存しようというような場合には、当然ダムの水を使う方がリスクは下がりますから、そういうような検討は恐らく可能だと思います。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 硫黄山の火山活動により、川内川水系赤子川では現在も継続して水素イオンやヒ素の濃度が環境基準を超えており、赤子川等から取水している水田においては、来期も引き続き稲作を断念せざるを得ない状況であるものと承知をしております。
大嘗祭につきましては、平成度において、稲作農業を中心とした我が国の社会に古くから伝承されてきた収穫儀礼に根差したものでありまして、伝統的皇位継承儀式という性格を持つものでありますけれども、その中核は、天皇が皇祖及び天神地祇に対し安寧と五穀豊穣などを感謝されるとともに、国家国民のために安寧と五穀豊穣などを祈念される儀式であり、この趣旨、形式等からして宗教上の儀式としての性格を有すると見られることは否定
世界の食料問題が人類の平和や秩序の構築に及ぼす影響の重さ、稲作やバイオテクノロジーなどを中心とした日本の持つ高度な先端技術、食料輸入依存国である日本が途上国の食料生産に貢献することの重要性などを考えると、日本のODAの農業分野へのシェアがもっと高くなることを期待したいと思います。 さて、三つ目の重要なゴールとして特に注目したいのは、SDG十番目のゴールの格差の軽減です。
これに関しましては、非常に稲作農家の方々は期待をし、そして、どんどんどんどん、言葉はちょっと申しわけないですけれども、もうけようぜなんという合い言葉が出るような若い農家の方々もいらっしゃいます。本当にありがたいことだと思っております。ただ、まだスタートしたばかりで、これから、より高度な戦略やいろいろな対策を講じなければいけないかと思っております。
ウルグアイ・ラウンド農業合意を受け実施した関連対策については、農地の大区画化等の支援により、事業実施地区において、担い手の経営規模が二・五倍拡大し、稲作労働時間が約六割縮減するなど、一定の効果を上げたものがありました。 一方で、集落排水施設などの生活環境改善事業や温泉施設などの交流促進施設の整備事業など、農業の競争力強化になじまない施策も実施されたとの指摘もありました。
しかも、稲作形態、下の方が経営形態別です。平成二十二年二百九人、二十三年百八十三人、百九十人と、これ、断トツで増えています。北空知という、吉川大臣なら分かると思いますけれども、あそこは空知管内にある稲作地帯です。もちろん野菜も作っていますけれども。行きますと、町長さんが、この三年間で農家の人の後継者が帰ってきて、その子供さんも人口によってプラスしていると、こういうふうに言っているんです。
そんな状況を大臣がどういうふうに把握されておられるのかということと同時に、北海道はもう御案内のとおり、稲作も水田も経営規模が大きいわけでありまして、すなわち、作柄がいい年は投資意欲が、バロメーターがアップしますので、また、関連設備を大きくする、充実させる、農業機械を購入する、更新する、様々な経済の牽引役を北海道農業が果たしてきたわけであります。
実は、この答弁を聞いて、稲作農家及び畜産農家の皆さんから不安の声が聞かれています。私は、水田をフル活用して、主食用米に限らず、需要に応じた米の生産が行われることが大切だと思っておりまして、この飼料用米、これが定着するまでにはまだ一定の時間を要するのではないかと考えておりますが、御見解をお願いします。
稲作は日本文化の原点であり、水田は日本の美の象徴であり、お米は日本人の主食です。農業を守ることが日本を守ることであります。 しかしながら、農業従事者の減少や高齢化を始め、今日の農業は多くの課題に直面しています。農業政策は、かつて、基盤整備予算を大幅に削減し、戸別補償によるばらまきを行い、真の改革が停滞しました。
私も、医学博士の黒田洋一郎先生やNPO法人の民間稲作研究所の稲葉理事長さんからもお話を伺いました。 それで、長野県の松本市の話、先ほど川田さんもされていましたけれども、そこで、松枯れ対策ということで行われているネオニコチノイド系の農薬の空中散布の中止を求めて、住民から訴訟が提起をされたわけです。 なぜこういう訴訟が起こされたのかということについて、端的にお答えください。
着色粒の混入割合を〇・一%以下にしなければ一等米として認めませんよ、〇・一%を少しでも上回れば二等米の扱いになって、せっかく収穫した米の商品価値が下がってしまいますよという着色粒の混入限度が立ちはだかっているために、米の価値を下げたくない稲作農家に、半ばこれはやむなしということで、先ほどの農業研究センターのデータが示すように、効果が実証されていないような薬剤散布が行われることになっています。
私どもとしては、こういった動きの中で、平成二十九年春以降、例えば、日本農業法人協会、全国稲作経営者会議等の農業者の方々、それからコンビニ、ファミリーレストラン等の中食、外食事業者の方々、それから米の卸売業者の方々など、今まで、計算してみますと、延べ百者以上からヒアリングを行っております。
私は青森県の出身でありますが、まさかり型の下北半島から南、岩手そして宮城へと、やませと呼ばれる冷たい風の吹く太平洋側は、稲作に適さない地域とも言われておりました。冷害、日照不足などを何度も経験し、各県は冷害に強い品種の改良に努力を重ねてきたと承知をしています。
先ほど稲作、そして米、歴史をたどって少し駄弁を弄しました。しかし、米を生産するということは、これ大事なことであります。おいしいお米ですし、輸出にも期待が掛かっています。しかし、水利施設を維持、改修する予算は、進藤先生と同じように、私どもも、北海道の改良区関係者や農業関係者の期待をいただきながら精いっぱい頑張ります。
地域の戦略を地域で考えていただきまして、例えばここは大規模な稲作の展開を図っていく地域だということで水田の大区画化をやっていくというような事業をなさるというようなこともございますし、あるいは新規作物、高収益作物に転換していくといったようなことで、水田の汎用化ですとか畑地化といったようなことをやっていくというような選択をされることもあるんだろうと思っております。
しかし、これ水戦争という言葉もあるとおり、一つ上流の農家と一つ下流の農家とは、稲作がスタートして以来いろんな紛争やトラブルがあったということを書物で勉強させていただきました。そして、土地を持っている人と耕作している人も、様々利害が一致しないケースが出てくるのかなというふうにも思います。
まだまだ先が長くて、本年の稲作を断念した農家も多数に上っているわけでございますが、また引き続き、丁寧な長期的な御支援をお願いしたいというふうに思っております。よろしくお願いを申し上げます。 さて、IRの質問に入らせていただきます。 率直に、先ほどもお話ししましたが、ここまで来た喜びはあるわけですけれども、非常に、懸念がさまざまにあることも承知をしております。
今まで自分たちがやっていた稲作ができなくなるということは、農家の皆さんにとって非常に苦痛のことだと思っておりますので、そのために当面何をしたらいいかということで、さまざまな対策を組み合わさせていただきましたし、また、どのぐらいこれが継続するかわからないところがありますので、中長期的にもどうしたらいいか、しっかり御意見を伺って、これからも対応していきたいというふうに考えております。
日本人は、アダムとイブが禁断の木の実、リンゴを食べた罰として労働があるといった西洋の根本思想と違い、日本神話では、神々が稲作をして布を織るといった、労働は罰ではない文化でした。
それで、土地改良事業を実施することによってどういう効果がということでありますけれども、例えば、これまで圃場整備を実施した地区では、これは事例ですけれども、水田の大区画化や汎用化を通じて、担い手への農地集積率が約三〇ポイント向上したですとか、稲作の労働時間ですけれども、約六割も削減されたですとか、野菜等の高収益作物への作付転換により収量や生産額が増加したなどの効果が発現をしている事例も多々ありまして、