1970-04-14 第63回国会 参議院 大蔵委員会 第16号
現在のところは、黄色種につきましても、在来種につきましても、若干標準在庫をオーバーしているわけでございまして、当面足らないという問題はないわけでございますが、先ほど申しましたような情勢で、特に在来種、バーレー種系統が急速に面積が減りますために、現状は過剰在庫でございますけれども、これが標準になったとたんに著しく不足するというような事態が予想されますので、私ども、現在のところ、在来種の振興と申しますか
現在のところは、黄色種につきましても、在来種につきましても、若干標準在庫をオーバーしているわけでございまして、当面足らないという問題はないわけでございますが、先ほど申しましたような情勢で、特に在来種、バーレー種系統が急速に面積が減りますために、現状は過剰在庫でございますけれども、これが標準になったとたんに著しく不足するというような事態が予想されますので、私ども、現在のところ、在来種の振興と申しますか
落花生につきましては、先生十分御承知のことでございますが、大粒種、小粒種とございまして、小粒種系統のものにつきましては、これは菓子用の用途でございますが、現在需要に満たないというようなことで輸入もいたしております。
今御問質になりますのは、おもに軽種系統に属するものと思うのでありますが、軽種系統と申しますと、サラブレツトとアラブでございます。サラブレツトが一般馬産とどういう関連を持つか、この点は戦前におきましてもたびたび議論のあつたところでございますが、中間種に属するものがどういうふうに出て来たかと申しますと、軽種系統のものは、原々種的に見まして機動力のある、体質の強健なものが生れて来たのであります。
本年度の稲作に対しては天候不順を警告する長期予報が発せられ、これに対して早生種系統の品種選択、肥料施用法の注意、保温折衷苗しろまたは温冷床苗しろの採用、早期挿状、除草の早期繰上げ等、指導機関を通ずる一応の対策は講ぜられたようでありますが、気象条件が異常に劣悪であり、また指導の徹底にも欠くるところなしとせず、意外の凶作を招くことと相なつておるのであります。
従つて従来も、黄色種系統においては乾燥場に対する補助政策を続けて参つたのでございますが、一時在来種関係についてはそういつた乾燥場の建設については補助をやめておりましたが、本年度からやはり一部について政府が補助するという政策を立てまして、必要なだけの乾燥場はその若干を政府が補助することによつて是非立てさせて行きたい、こういうふうに考えている次第であります。