1956-10-10 第24回国会 衆議院 農林水産委員会 第56号
二、営農資材等に対する助成等に関する事項 1.被害農家の明年度用種子確保策として、種籾については、次の条件で買入れ、売渡しの措置を講ずる。 (イ) 該当種籾を予約数量の内数とし、これに時期別価格差等を支払うとともに、高率の種子加算額を付し、さらに包装代等を加算した価格が俵(三七、五瓩)当り三、〇〇〇円程度となるように買入れ価格を決定すること。
二、営農資材等に対する助成等に関する事項 1.被害農家の明年度用種子確保策として、種籾については、次の条件で買入れ、売渡しの措置を講ずる。 (イ) 該当種籾を予約数量の内数とし、これに時期別価格差等を支払うとともに、高率の種子加算額を付し、さらに包装代等を加算した価格が俵(三七、五瓩)当り三、〇〇〇円程度となるように買入れ価格を決定すること。
これは何か、そればつかりもならんが、種籾はただでやるとか、利子を安うするとか、何とか一つ特別に取扱つてもらわねば私は納得の行かん部分が生ずるだろう。勿論供出もやつておらん、何もやつておらんというようなのとは状況が違うのですから、何か一つお考えになつて頂きたいと思うのであります。
これは私が申すまでもなく、あなたのほうでよく知つておられると思いますが、私どもの見るところでは、今年の種籾の手配というものは、ここに殊勝な何か立派なことを書いてありますけれども、実際には非常に困難なんじやないかと思うのです。
○説明員(岩永達夫君) 只今種籾のお話と保温折衷苗代の関係の御質問でございますが、種籾につきましては、今年植付以来の悪天候が北海道は続きましたために、非常に明年度の種籾の確保ということにつきましては、早くから北海道庁と打合せをいたしまして、種籾確保について北海道庁に万全の手配をして頂くようにお願いしておつた次第であります。
○堀末治君 私ちよつと昨日これは聞いたんでありますがね、去年の風水害にいろいろ救済の法律がたくさんできましたけれども、ただその中には今度のこの被害の特徴の温床苗代などというものはないですね、実際農作物がその被害を受けたやつは救済されることになつていますけれども、まだ温床ですから、これからやるために苗代に種籾を播いて、そうして何分か伸びて、その上に油紙をかけておいた、これがもう飛んでしまう、こういうものが
或いは新たな種籾の確保を要するかと至急調査を要する点があるように存じております。東北地方におきましても、例えば岩手県でありますとか、青森県でありますとかの「りんご」が、たまたま開花期に入つており、相当の被害を受けたのではないかと察せられるわけであります。
それでなおこれは全体の、今申げましたただ供給量でございまして、一体その中からいろいろな加工用でありますとか、或いは種籾とかそういうことに行くのが大分あるわけでございます。従つて全体の食糧としての供給量はどのくらいになるかと申しますると、一方人口の増加もございまするので、一人当りの食糧としての供給量では、先ほど申上げましたような八二%程度ということでございます。
○説明員(新沢寧君) 風水害関係が二つに分れておりまして、六月、七月における分と、八月及び九月における分とございますが、前者につきましては、米が三万五千九百五十三石、ほかに種籾を出して頂きましたが、それの見返りとして、それの補填用として一万二千五百一石出しております。従いまして米は合わせまして約四万八千石余りになるわけでございます。
冷害地等の深刻な実情に鑑み、この際、特に土地改良、開拓その他の救農土木事業の実施、補助率の引上げ、営農資金の利子補給、種籾の確保、罹災農家に対する米麦の廉売、延納、生活保護費の追加等、各般の臨時救済措置を講ずることとし、農林漁業金融公庫の出資の増加二十五億円、災害対策予備費の追加三十億円を含め、冷害等対策のための経費として百十五億円が追加計上されました。 第三は農業保険費であります。
一般的な営農関係諸費、一般的な冷害対策費として十億円が組んでございますが、この内訳は、被害農家に米麦を安売りいたしまして、その代金の延納を認めることになつておりますが、その損失補填金として一億六千万円、それから別途営農資金百五十億円を冷害地の農家に貸付けることにいたして、別途法律案を提出いたしておりますが、その労農資金の貸付利子の利子補給補助金二億四千八百万円、その他種籾の確保に必要なる経費、麦の増産奨励
異常な気象条件により水稲その他の農作物は著しい不作でありましてこの結果冷害地等の実情は深刻なものがありますので、この際特に土地改良、開拓、その他の救農土木事業の実施、補助率の引上げ、営農資金の利子補給、種籾の確保、罹災農家に対する米、麦の廉売、延納、生活保護費の追加等各般の臨時救済措置を講ずることとし、農林漁業金蔽公庄出資の増加二十五億円、災害対策予備費の追加三十億円を含め、冷害等対策のため百出五億円
それから冷害対策用種子確保、このうちイは稲種籾であります。これは早稲品種を確保しようというのであります。その次は雑穀、馬鈴薯、これは馬鈴薯のほうがゼロになつておりますが、馬鈴薯は大豆と同じ補助金を交付しようということでありまして、大豆の中に含めて一応計上しております。この表の作り方がちよつとまずいのであります。
これは改良局関係の種籾その他の部類を一緒にいたしまして、そのうちの開拓者に対する関係としては種籾が七百七十万円、それから雑穀の補助金三千五百万円、それから種馬鈴薯の補助金八千二百万円、合計約一億二千五百万円ほどの種子に対する購入補助金、これは大体三分の二補助の考え方で、一般の農家よりは手厚く、一般の農家は大体二分の一補助でありますが、三分の二補助にしたいということで要求をいたしております。
第七に、来年度の再生産に必要な種籾、肥料、農機具等の経費に対する国庫助成をされたいこと。 第八に、無線通信設備の整備の充実に要する費用に対して配慮されたいこと、等であります。以上簡単でありますが、報告を終ります。
○三浦辰雄君 そのことですが、あの際にはまあいわゆる種籾を急いで持つて行くためにどうといつたようないろいろな特例がございました。
種籾は恐らく三分の一乃至四分の一でしよう。今年のように種籾の非常に少い場合においては、一つ冷床苗代をやられたほうがいいのではないか。冷床苗代でやりますと、恐らく中生が早生になる。
四の種籾の確保対策についてもやつておりますが、四の次の五の購入助成は、これは予算措置は未定であります。それから七の飼料対策、これもやつております。それから八も、これは予備金で全部済ましております。
○白井勇君 ここにあります種籾や雑穀なり、こういう種子対策をとります場合に、来年の植付けに支障のないようにというただ考え方で立てられているものか、或いは又(3)ですか、「早生品種の種子の確保に努め、」とありますが、これはやはり早生のものを、特に来年は食糧も困るだろうから、少しでも早くとらせるというような積極的な考えが入つているのですか、そういうような来年の一つの食物を増すというような面を積極的に取入
一二、被害農家用種子確保策として、種籾の買入の対玄米換算率は八〇%とし、基本価格は一般籾価格の二割程度引上げを行い、且つ、供出のための各種奨励措置にいかんなきを期するものとし、被害激甚地帯、特に開拓地農家の種子用籾、雑穀、馬鈴薯等の購入費に対し、高率の助成措置を講ずること。
次に営農対策につきましては実は来年の種籾というものが非常に問題でございます。冷害は二年続く、農家もさように申しております。来年こそは冷害に強い品種に切換えなければならんというふうに覚悟はいたしておるのであります。
○佐藤清一郎君 来年度には政府におきましても盛ろうというような意向のようでございますから、私はこの点非常な希望を持つておるわけでありますが、更に私が特にこの際農林省のかたがたに切にお願いいたしますのは、水田の種籾を播く機械の問題でありますが、これを改良されて、本当に例えば二寸平方に一粒の種が播けるというような機械ができました場合には、恐らく私は水稲において一割五分ぐらいの増産はできるだろうと思うのであります
第七に、苗代対策としましては、種苗の補給は県内操作を主とし、県外から若干の補給を行い、必要な種籾の確保に努め、すでに遠く東北、北陸より輸送いたしました。 第八に、交通通信施設の復旧といたしましては、関係当局を督励して復旧の促進をいたしました。
その後御承知のように、西日本災害対策本部が福岡に設けられまして、大野国務相を初め、政府各省の派遣官も見えられまして、各県と連絡を緊密にいたされましたので、その後における例えば苗の問題或いは種籾の問題、医薬の問題、農機具というようなことにつきましては、いち早く設置されました政府のそうした機構のお蔭で、著々と応急の措置がとられて参つておりまして、誠に感謝に堪えない次第でございます。
我々が最も憂えておる農産物の被害、即ちこの災害がなければ植付けらるべかりしところに植付ができなくなつて生ずる被害、或いは種籾が非常に遅く蒔かれてこの間の説明では二割減収でとどまるというお話ですが、その二割減収のために生ずる被害というようなものについては全然これまで何らの見込の数字も出ておりません。どういうわけでそういう数字が一向に出ないのか。
それをどけて、そこに折角政府が心配している種籾から恐らく成長する稲苗を待つというような時なんでありますから、折角繋ぎという意味でなしに、端的にいえば最小限度の掴み金というものを福岡の大野本部長を経由して各府県に渡しておく、そしてその金の使い方については、勿論現行法規の中で、更には良識を以て運用をしてもらうのであるが、その結果については、これから本委員会でもいろいろと論議されて立法するかも知れない。
先ほど大蔵大臣は、誰かの話では六百億くらいだと、こういうよう話でだんだん被害が減つて来ておるのですが、現にこの中で我々が今回の被害のうちで厖大な数量に上るであろうと考える、或いは冠水、或いは田地の埋没等によつて植付不能に陥つたもの、或いは種籾を補給しても、これは農林当局からの説明でありますが、若し七月二十日頃に植えることができれば植え付けた部分については二割くらいの減収で済むと、こういうような御説明
そこで私の現地で聞きましたところでは、今日例の農林省で御提案になりました種籾が百車下関に到着することになつております。これは早急に渡さなければいけない。これはかなり大量にまとまつた救恤関係の品物でございます。