1952-04-01 第13回国会 参議院 水産委員会 第25号
青森県のほうは直接地震による被害は殆んどないのでありまするが、その後に襲来しました津浪のため漁港関係に被害がありまして、八戸溝及び八戸漁港が防波堤、護岸が破損したのを初めといたしまして、種差漁港及び大畑漁港が一部防波堤の損傷が見られたのであります。青森県の損害総額が四千三百三十万円。
青森県のほうは直接地震による被害は殆んどないのでありまするが、その後に襲来しました津浪のため漁港関係に被害がありまして、八戸溝及び八戸漁港が防波堤、護岸が破損したのを初めといたしまして、種差漁港及び大畑漁港が一部防波堤の損傷が見られたのであります。青森県の損害総額が四千三百三十万円。
被害はむしろ地震の後に襲来した津浪のため、八戸港、八戸漁港、種差漁港、大畑漁港施設に被害をこうむつております。これらの被害総額は約四千三百三十万円と見積られております。八戸港において、船舶、河口埋沒等の被害がありました。
また種差漁港も若干の被害を受けておりますが、その被害額は二百万円、大畑漁港が百五十万円、青森県下の漁港関係の被害の合計は四千三百三十万円、こういうような程度でございます。 次に岩手県に参りまして、岩手県知事以下県の首脳部から、被害状況をいろいろ聴取いたしたのでありますが、岩手県におけるところの被害の状況は、総額にいたしまして一億八千三百万円程度でございます。