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73件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2021-04-06 第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号

○佐々木(隆)委員 一歩前進はしたというふうに思いますが、しかし、さきの通知の大きな懸念でありました、民間事業者種子生産への参入が進むまでの間、知見を維持し提供する役割を担うと前にあったわけでありますが、この表現が種子協会皆さん方には大変心配をいただいたわけであります。  要するに、都道府県役割は、それまでの間ですから過渡的なものだ、そういうふうに受け止めざるを得なかった。

佐々木隆博

2020-12-01 第203回国会 参議院 農林水産委員会 第5号

このため、栽培管理に手間の掛かる原種圃ですとか原原種圃採種圃での作業効率化省力化に向けまして、農林水産省では種子生産農家作業負担軽減につながるドローンを活用した圃場モニタリングですとか病害虫、病害防除といった省力化技術開発を行っております。  また、民間も対象とした効率的な種子生産を実現するための技術体系実証などについても支援をしているところであります。  

野上浩太郎

2020-12-01 第203回国会 参議院 農林水産委員会 第5号

政府参考人天羽隆君) お尋ねの種子生産農家状況について、稲について申し上げます。  全国主要農作物種子安定供給推進協議会が平成三十一年度調べたところによりますと、六十歳代以上が約七割、その内訳は、七十歳以上が約三割ということでございます。また、農林水産省の調べによりますと、採種農家数は、令和元年産は六千二百十六戸となっているところでございます。  

天羽隆

2020-11-30 第203回国会 参議院 行政監視委員会国と地方の行政の役割分担に関する小委員会 第1号

ですが、県の種子生産を義務付ける根拠法であった種子法廃止されたことにより、今後とも県は種子生産を継続していくのか、また、国の地方交付税措置は継続されるのかなど、不安を抱える農業者地域住民は少なくありません。その声を受けて、種子品質確保及び安定的な生産供給体制整備等を定める条例、いわゆる種子条例を制定する動き全国に広がっております。  

川田龍平

2020-11-17 第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号

種子生産にかかわっているのは、種子開発する都道府県の、民間もありますけれども、都道府県研究機関公的機関ですね。それと、それを育成して農家の手元まで渡す種子協議会というのが、都道府県農協民間とによって、それぞれの県でつくられています。  この関係者から、一番やはり懸念だ、心配だと言われているのがこの八条四号なんですね。民間知見を提供する。

佐々木隆博

2020-11-12 第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号

かであることから種子を得ようとする作物との近縁種が存在しない環境をつくり出せない、今、種が飛んでくるという話がありましたが、そういう環境がつくり出せなかったり、また、狭い土地に多くの品種が栽培されており交雑防止が困難である、あるいは、高い生産技術が必要でありますので高齢化が進展する中で担い手確保も困難であるといったさまざまな問題があって、産地確保するというのは容易ではありませんが、一方で、国内での種子生産

野上浩太郎

2019-04-09 第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号

大豆はといいますと、一九八〇年代に公的種子生産事業シェアは七割を超えていたんです。ところが、現在では、民間開発種子が九八%になりました。大豆は、上位四社で九〇%を占めて、価格はこの二十年で三倍に上がっています。  大臣にお伺いしますけれども、このように、アメリカでは、民間開発種子シェアが伸びて、価格も年々上昇しています。日本生産者も自治体も、これを懸念しています。

田村貴昭

2018-11-27 第197回国会 参議院 農林水産委員会 第3号

都道府県種子生産から手を引くことは想定はし難いと考えておりまして、また、民間事業者供給する品種の中には都道府県供給する品種に比べて価格が高いものもありますけれども、それらは収量性が高く、生産物販売収入が多くなるため、農業者所得向上につながることなどから、現に一部の生産者によって活用されているところでもございます。  

吉川貴盛

2018-06-06 第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号

その上で、種子生産は、国からの予算措置で賄われ、民間参入する上でのハードルになっているということも指摘されております。  そこで、確認させていただきたいんですけれども、これまでの制度を維持する形で種子法を復活させることになると、民間の活力を種子開発生産にも生かしていくべきだという声にどのように応えていけるでしょうか。

緑川貴士

2018-06-06 第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号

例えば、民間開発品種を含めた多収性品種の導入のための実証事業に新たに取り組む県、また、他県や民間企業にも良質な種子供給できるように原種生産の施設を新たに整備しようとされている県、さらには、種子産地強化計画を策定する地域において、種子生産担い手の掘り起こしですとか技術継承を新たに支援する県、そういった動きが出てきております。

柄澤彰

2018-06-06 第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号

やはり種子生産に関する業務民間に移行するということに対して不安が広がっているということであります。  先ほど亀井委員からもお話ありましたけれども、今全国でどんな動きがあるかといいますと、例えば、大阪府、和歌山県、奈良県の三府県から、二〇一八年度から水稲種子生産に関する審査証明業務実施主体として行わないという方針を決めているという記事がありました。

石川香織

2018-06-01 第196回国会 参議院 本会議 第24号

主要農作物種子法は、戦後、食糧増産のために制定され、全ての都道府県種子生産奨励を義務付けてきましたが、米の供給不足の解消や消費者ニーズ変化等を踏まえ、法律による義務付けを廃止し、民の力も活用して多様なニーズに応じた種子供給されるよう措置したものです。  また、一般に、大ロット種子販売する外資系企業は、小ロット地域ごと品種が必要な我が国種子市場にほとんど参入しておりません。

齋藤健

2018-04-10 第196回国会 参議院 農林水産委員会 第10号

川田龍平君 この種子法の、特に種子生産が少ない近畿の三府県ということもあって、これが全体に広がらないことを、非常に懸念するわけですけれども、特にこれ、ほかにこういったことが大きなほかの都道府県に広がらないようにということをやっぱり是非しっかり国として手当てしていただきたいと思いますが、いかがですか。

川田龍平

2018-04-10 第196回国会 参議院 農林水産委員会 第10号

主要農作物種子法廃止に伴って、大阪府、奈良県、和歌山県の三府県で今年度から水稲種子生産に関する審査証明業務実施主体として行わないということが分かったということです。「代替措置として業務種子生産関連団体に移行する方針だが、業務が移れば、団体費用負担が膨らみ、負担種もみ代に転嫁される恐れがある。

川田龍平

2018-03-22 第196回国会 参議院 農林水産委員会 第4号

政府参考人柄澤彰君) これまでも、種子法の下におきましても、今御指摘がございました種子についての全国的な需給調整というのがどういう状況だったかというふうに申しますと、まず、各都道府県に置かれております種子協会がございますが、この種子協会構成員であります農協などを通じまして各都道府県内の種子需要を把握され、それに応じて種子生産者あるいは団体種子生産の依頼を行い必要な種子供給量確保した上で

柄澤彰

2018-03-20 第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号

具体的には種子生産への参入に向けた情報交換会の開催ですとか、いろんなことを通じまして民間事業者参入を促していくということによりまして、従来までいわば都道府県がフルセットの形で全ての都道府県が行ってきた業務につきまして、民間参入し、官民の分担が図られ、連携が図られ、また県同士効率化も図られ、そういった中で総合的な官民総合力が発揮されるのではないかというふうに考えているところでございます。

柄澤彰

2018-03-20 第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号

齋藤国務大臣 主要農作物種子法意義は、戦後の食料増産という国家的要請背景として、今委員御指摘された原種及び原原種生産ですとか、指定種子生産圃場指定ですとか、その他のことを全ての都道府県に一律に義務づけるということを法律でやってきたわけでありますけれども、この主要農作物種子生産の、都道府県がきちんと取り組むということの意義については、法律で強制されなくても、そこの意義というものは変わらないというふうに

齋藤健

2017-12-05 第195回国会 参議院 農林水産委員会 第2号

御答弁させていただきましたが、家庭用需要を指向した画一的な品種開発が進みまして、外食・中食産業用輸出用などの多様な需要に対する品種等開発にはほとんど取り組まれてこなかったですとか、それから、都道府県開発品種奨励品種のほとんどを占めて、民間事業者品種開発意欲を阻害しているという状況が続いていたので、このため主要農作物種子法廃止農業競争力強化支援法新規参入支援措置等を通じて民間事業者種子生産

齋藤健

2017-05-12 第193回国会 参議院 本会議 第22号

第三に、種子生産の在り方です。  種子戦略物資であり、とりわけ米、麦、大豆主要農産物については、その開発管理安定供給に関し、国や都道府県などの公的機関が責任を持って行うべきであり、これまで法律に基づいてその体制を維持してきました。  ところが、今国会において政府は、種子供給体制を支えてきた主要農作物種子法廃止する法律案を提出し、成立させてしまいました。

舟山康江