1986-04-10 第104回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
なお、その他の品種等につきましては、指定種苗の表示についての検査、それから種苗業者等からの依頼に基づくいわゆる種子検査を実施しておりまして、種苗課の三つの分室においてこれらを実施しておるわけでございますが、この辺は、先ほど申し上げました今年十二月から設立される種苗管理センターにおきまして、これら検査業務をさらに拡充して、ほかの種苗関係業務と一体的に実施したいということで考えておるところでございます。
なお、その他の品種等につきましては、指定種苗の表示についての検査、それから種苗業者等からの依頼に基づくいわゆる種子検査を実施しておりまして、種苗課の三つの分室においてこれらを実施しておるわけでございますが、この辺は、先ほど申し上げました今年十二月から設立される種苗管理センターにおきまして、これら検査業務をさらに拡充して、ほかの種苗関係業務と一体的に実施したいということで考えておるところでございます。
馬鈴薯にとりますが、馬鈴薯にとりますと、北海道では政府でその検査をする、そうして輸出をする中で種子検査は組合に委任してその組合がその検査をやつておるというのが実情でございます。これは非常に弊害が伴いますので、むしろやるからには一元的に政府でおやりになるのが、これが当然のことじやなかろうかと考えますので、それについて長官のお考えを承わりたいと思います。
○政府委員(東畑四郎君) 米麦の種子の検査自体は圃場で審査をいたしませんと、でき上つたものの検査のみではその目的が達せられないという意味におきまして種子検査につきましては圃場検査というものを農政局のほうでやることになつたのであります。圃場審査した種子を更に俵に入れるときにおきましては、農産物検査の別途の検査をやるわけであります。
○竹村委員 この種子検査については、一応そういう径路をとるといたしましても、最近の農村の実情を見ておりますと、たとえば野菜その他の種子にいたしましても、実際非常に不良な種子が全国至るところに氾濫しておるわけであります。そこで少くとも今の検査規格というもの、これは府県の希望によつてというような御説明でありますけれども、種子に対してだけは特別な規格と、特別な方法をとる必要があるのではないかと私は思う。
それから種子検査の問題でございますが、種子につきましては、今回の国会で御決定になられました種子法に基きまして、米麦の種子につきましては、圃場審査をすることになつておりまして、その圃場審査で合格したものにつきまして、農産物検査法に基きまして種子検査をするという建前になつておるわけでございます。
○松任谷説明員 ただいまお尋ねの種子検査の規格でございますが、御承知の通り、この農産物検査法によります規格設定をいたします場合におきまして、種子につきましては特別な規格を考慮して設定されているのでございまして、特に一般の検査と違います点は、発芽率といつたような問題も重点に置いて、その種子検査の規格ができ上つているのでございます。
そうしてその審査に合格をいたしましたものにつきまして、農産物検査法に基く種子検査をやる、で、その検査に合格したものを種子とする。
種子検査につきましては、清潔歩合は大体良好と認められますが、ここに書いておきませんでしたが、ものによりましては違いますが、大体七〇%ないし八〇%となつております。そのうちで玉ねぎ、ねぎ、ほうれん草、にんじん、ごぼう、こういうものには発芽率が非常に悪かつたようであります。