1948-05-26 第2回国会 参議院 本会議 第40号 戦災者は土地の信用或いは親族知人或いは又疎開の荷物等もあつた者もありまするが、そのために種々更生の資料もありまするけれども、それでも一年の免税があつたのであります。引揚者には知人も少く信用も薄く氣息奄奄漸く業務を見つけて着手し、その成果も挙つていないうちに直ちに税金に取上げられてしまうということは、これは誠に残酷である。これは少くとも着手一ケ年は全部免税とすべきであります。 中平常太郎