1975-05-23 第75回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第7号
今年のわが国の大気の状況、とりわけ心配される自動車排気ガス等の多発する稠密都市、東京あるいは近畿圏あるいは北九州等、大気の状況はどんな状態で推移しておりますか、まずこのことについて御説明を願いたいと、このように思います。
今年のわが国の大気の状況、とりわけ心配される自動車排気ガス等の多発する稠密都市、東京あるいは近畿圏あるいは北九州等、大気の状況はどんな状態で推移しておりますか、まずこのことについて御説明を願いたいと、このように思います。
○国務大臣(野田武夫君) いまお話のありました稠密都市の近郊地帯はまことにそのとおりでございまして、自治省としてもその対策に腐心いたしております。これはただ単に自治省だけの問題ではなくて、いまお話しになりました各省関係もございますが、しかし、自治省といたしましては、特に交付税につきましても特別の考慮を払って、その需要に対しての補正をやっております。
それは当然、何と申しますか、地域開発において過疎地帯、後進県、稠密都市を中心とする過密地帯、おのおの重要でございますが、特に後進県といいますか、そういう過疎地帯の問題というものは、これは政府全体として考えておりますが、自治省としても非常に頭を悩ましております。自治省だけの力ではとうてい過疎地帯の対策の万全を期すことはなか・なかむずかしいので、政府全体がこれはがんばらなければならぬ。
そこでせめて売り上げのわずか一%ですから、これを出していただいて、そしてやはり都民の、特に稠密都市の交通問題に寄与していただきたいと、こういうのが私のお願いなんですが、私はこれはすぐ納得していただけると思っておったのです。