1955-06-30 第22回国会 参議院 外務委員会 第15号
それから、まあ税関官吏が、非常識でも、若い点もございまして、新聞に出ておる有名な人をときどき気がつかなかったりするような、実は間の抜けたこともあって、これは申しわけないと思いますが、このごろは事前に、外務省その他から、重要な人は、インフォーメーションもございますし、その点はできるだけ間違いのないようにいたしております。
それから、まあ税関官吏が、非常識でも、若い点もございまして、新聞に出ておる有名な人をときどき気がつかなかったりするような、実は間の抜けたこともあって、これは申しわけないと思いますが、このごろは事前に、外務省その他から、重要な人は、インフォーメーションもございますし、その点はできるだけ間違いのないようにいたしております。
次に、税関におきましては、大蔵省設置法に定める税関所掌の一般事務を処理する等のため必要な経費として税関の項に十二億八千八百七十万二千円、保税地域その他関税法規上特殊の取扱をなす場所等において、税関事務の一部を処理するために派出する税関官吏に必要な経費として、税関派出諸費の項に三億八百二十一万七千円等を計上いたしております。
次に、税関におきましては、大蔵省設置法に定める税関所掌の一般事務を処理する等のため必要な経費として、税関の項に十二億八千八百七十万二千円、保税地域その他関税法規上特殊の取扱いをなす場所等において、税関事務の一部を処理するために派出する税関官吏に必要な経費として、税関派出諸費の項に三億八百二十一万七千円等を計上いたしております。
第三点といたしましては、これは提案理由に申し上げましたように、輸入品につきますところの内国消費税の犯則事件の調査には税関官吏にも調査権限を与えるよう、こういう趣旨でございます。今は税務署の収税官吏だけであるわけでございますが、新しく税関官吏にも調査権限を与えて迅速に措置しよう。以上三点が大体今度の法律の改正の趣旨でございます。
いわゆる税関特派職員と申しますものは、保税倉庫、保税工場、保税上屋等の関税法規の適用上、特殊の取扱をする場所に派出いたしまして税関事務の一部を処理させる職員でございまして、これらの保税倉庫等を設けます場合には、関税法及び税関関係手数料令、こういう政令でございますが、これの規定によりまして、派出を要する税関官吏一人につき、期間一カ月までごとに一万一千円の手数料を徴収することとなつておつたのでありますが
従つてそういうようなことに対してどの程度この税関官吏がこの出発をとめるとか或いは又中に入つて下ろす前に中を見るということを実際に行なつておるかどうか。これを外国では相当やつておるように見えますが、日本の国内ではどの程度まで、独立後間もない日本が果して対等な地位において国際法上持つておる権能を発揮しておるかどうかということについて、実情を承わりたいと思います。
○笹森順造君 そこで、その内容を私は聞こうとするのではありませんが、そういう工合にして捜査し或いは又実際に押収した物の処置について、警察との関係はどういう工合に……先ほどはうまく行つておるということを申されたのでありますが、処理して、例えば今のお話でありますると、水上においては昔なら水上警察、今なら海上保安官とでも申しましようか、そういうものとの連絡において、処置をするために、実際にこの税関官吏とこの
と申しますのは、御承知の通りに日本の国際空港の第一審は羽田でございますが、羽田へ下りるお客様につきましては、羽田に下りた瞬間におきまして税関官吏等の態度等によつて日本にいる印象を悪くしてはいけないという、こういう先ず第一の配慮がございます。
これも正規の財政上の手続でいたしますので、手数料が直ちに本人の責任において本人の俸給に変るというわけではないのと同様に、手数料が直ちに経費として税関官吏で使えるわけでもございませんから、若しそういう意味合の御心配でございましたらその点は一応縁が切れております。
そういうような事例も最近はだんだんなくなりまして、現在もつぱら行われおりますのは、正規の外国貿易船によりまして日本の港へ着いたときに、税関官吏等の目をくらまして密輸入をした事件、あるいは航空機を利用いたしまして香港方面と羽田との間に大胆不敵な連絡をとつて——実はこれは一年半くらい前のことでありましたが、税関の手薄に乗じて密輸をした例もございます。
次に、税関におきましては大蔵省設置法に定める税関所掌の一般事務を処理する等のため必要な経費として税関の項に十二億三千三百八十八万二千円、保税地域その他関税法規上特殊の取扱をなす場所等において、税関事務の一部を処理するために派出する税関官吏に必要な経費として派出官吏費の項に三億一千四百七十九万八千円等を計上いたしております。
その後税関制度が復活いたしまして、税関に関する諸法制が整備されましたときに、他の……、他のと申しますか、法令に基いてやりまする検査については、排他的に税関官吏だけで検査をするというような制度になりましたために、税関の官吏が同時に兼職をして通産省の立場においても検査ができるというような制度には現在なつておらないわけでございまして、この点は確かに一つの問題だと思うのでありますが、全般的に、現在の御承知のような
それから第二に動植物の検査につきまして、税関官吏がいないために、わぎわざ船をまわさなければねらぬ不便があるじやないか、こういうお話でありますが、実は関税法によりますれば、他の法律の規定によりまして許可、承認、あるいは検査を受けなければならぬというような場合には、その方の許可、承認、あるいは検査を受けていないと税関は通過できないことになるのであります。
私どもも初め関税法を改正いたします場合に一本にしたらどうかということも考えていろいろ作業をいたしたのでありますが、結論といたしましては、我々税関官吏としては一つの法規になつていたほうが或いはわかりいいとも言えるのかも知れませんが、民間のかたが御覧になりますと、一体こういう貨物に対してどれだけの税金がかかるかということが別な法規になつておつたほうが実はわかりいいという点がございますので、各国の法制に倣
私どもといたしましては、更にこの関税法改正の際にその趣旨を十分に税関官吏に吹込みまして、いやしくも税関手続からして不当に輸出をチエツクするというようなことのないようにいたしたいと思つております。
例えば最近あたりでは銀行の領収書を偽造いたしまして、すでに税金を納めておるというふうに税関に見せまして、それで貨物を引取るとか、或いは又故意に極めて低い価格で以て課税の申告をする、或いは又税関官吏を甚だ残念でありますが買収いたしまして、そうして密輸を図るというような事例が相当ございます。
次に、税関におきましては大蔵省設置法に定める税関所掌の一般事務を処理する等のための必要な経費として税関の項に十二億三千三百八十八万二千円、保税地域その他関税法規上特殊の取扱いをなす場所等において、税関事務の一部を処理するために派出する税関官吏に必要な経費として、派出官吏費の項に三億一千四百七十九万八千円等を計上いたしております。
また岩国空港においては、昭和二十六年六月ごろから同年末までの間、朝鮮人が岩国空港税関官吏に贈賄して、常習的に朝鮮・日本間で密輸しておる事件があつたのでありまして、現在まで収賄六名、贈賄十名、密貿易八名を起訴しておるような次第であります。密貿易品は、日本からは日用品、朝鮮からは米国軍票であります。
次に、税関におきましては、大蔵省設置法に定める税関所掌の一般事務を処理する等のために必要な経費として税関に十億九千六百二十一万六千円、私設保税地域に、常時税関官吏を派出するために必要な経費として、特派官吏費に一億四千万七千円、税関業務遂行上の監視艇建造に必要な経費として、税関船舶建造費に一億一千六百六万円等を計上いたしております。
私去年の秋に実はガツトの会議に列席いたしまして、その帰りに欧州各国の税関とアメリカをまわつて来たのございますが、そのとき受けました印象は、まつたく先生の印象の通りでありまして言葉は悪いですが、結局後進諸国のあまり独立意識の強過ぎる国は、税関官吏の態度が非常にきつい。それからまた、名前をあげてはいかぬかもしれませんが、あえて外客の誘致を必要としないような国は、非常にきついという感じを受けたのです。
○北島政府委員 税関官吏の仕事と申しますと、単に輸出入貨物の通関手続をやりまして、関税その他の租税を徴収するだけの機関では実はないのであります。そのほか貿易管理、為替管理の第一線の現場事務をやつておるわけであります。それからまた貨物の検査につきましては、相当高度の技術的な知識も必要であります。
新聞紙上におきましては本件に税関官吏が五名関係しておつたというようなことが出ておりましたのですが、実はこの時計の密輸事件には関係しておらなかつたのであります、先に申しましたサントニン、エフェドリンの密輸事件に関連いたしまして、羽田税関支所の職員一名及び東京税関支所の職員一名が買収されておりまして、一人は約一万円の収賄となつておる。あとの一人は一回供応を受けたということであります。
次に、税関におきましては、大蔵省設置法に定める税関所掌の一般事務を処理する等のために必要な経費として、(項)税関に十一億二千七百八十万四千円、私設保税地域に常時税関官吏を派出するために必要な経費として、(項)特派官吏費に二億四千五百四十二万五千円、税関業務遂行上の監視艇建造に必要な経費として、(項)税関船舶建造費に一億一千六百六万円等を計上いたしております。
○政府委員(北島武雄君) 現在飛行場におきまして、税関官吏、税関の役所がございますが、御承知の通り羽田の税関支所と、それから岩国の税関支所でございまして、他の飛行場は、これは国際民間航空の飛行場では一応ございませんので、現在は税関の職員を置いておりません。
我々といたしましては、なお昨年相当税関官吏の定員が殖えましたが、欠員が相当ございましたので、この際極力定員を充実いたしまして、部内職員の訓練も更に嚴重に行なつて、適当な職員を配置転換いたしまして、現在の人員で今後予想される事態にも対処しようと思つております。
にいろいろ問題が起きると思うのですが、通関手続を簡素化するという、国際協定に入るに応じての改正法案だと思うのですけれども、その面はいいとして、日本が行政協定を結んでおるという特殊な地位にあるというところから、日本の関税行政について考え直さなければならん点が大分あると思うので、その点はあとで機会を見て質問いたしますが、もう一つの点は、この密輸出入を嚴重に取締るという面と、それと裏腹になるのだけれども、税関官吏
○關政府委員 外国からある種の不穏の文書が、税関を通じて輸入されるという場合でありますが、これは関税法の規定によつて、税関官吏が一時とめ置く程度のことはできるようになつていると聞いておりますが、たとえばこの法案といたしまして、頒布しとかいうような事項から見まして、犯罪を行つた者が国外にある場合には、国外において行つた場合にもというような規定がない限りにおきましては、この法案はすぐ動いて来ないだろうと