2012-08-02 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
ただ、一つは、例えば医療保険なんか、今先ほど名古屋市の健康保険の例を挙げましたけれども、例えば名古屋市が医療保険に関して、健康保険に関して何らかの自主的な施策を行おうと思ったときに、実際のその財源のうち四割は保険料で、残りの六割が税金。ただ、その税金のうちの、ですから、残りの六割をまた一〇〇としますと、国税が、国税からの支出がたしか半分以上でしたかね、その六割ぐらいたしかあったように思います。
ただ、一つは、例えば医療保険なんか、今先ほど名古屋市の健康保険の例を挙げましたけれども、例えば名古屋市が医療保険に関して、健康保険に関して何らかの自主的な施策を行おうと思ったときに、実際のその財源のうち四割は保険料で、残りの六割が税金。ただ、その税金のうちの、ですから、残りの六割をまた一〇〇としますと、国税が、国税からの支出がたしか半分以上でしたかね、その六割ぐらいたしかあったように思います。
国民の税金、ただの金ですから。ただの金と言ったら悪いですけれども、利息のつかない金です。そういうことになりましてどうなったかといいますと、それもここに資料がございます。多くは申しませんが、国債を発行しているために政府保証債は大体四千億円程度でずっと横ばいになるのですね、昭和四十年代は。
それで、受け取る方は税金ただで、出す方は三〇%、こういうことで、もし仮に、これが一定の企業集団の間でもってやられているという場合を考えてみますと、非常に有利な制度になっているのですね。企業集団で仕事をやっていると言えば、大企業ですよ。これまた、大企業優遇措置だというふうに見ざるを得ないと思うんですが、この点の是正、これはどう考えておられるか。
私は、飛行場とは違いますが、堺の臨海工業地帯の造成された地域に住んでいるのですが、あれだけの大きな規模の造成事業が五カ年計画で行なわれて、地域の市長は、地元繁栄だ、ときによっては税金ただになりまっせ、こんな宣伝もこれつとめたことがあるのですが、税金がただになるどころか高くなる。それからそういう事業によって地元は何にも繁栄しておらない。
同時に、いまあなた頭金に、それは国から出た出資は使うのである、たとえば今年度予算二十六億ですか、国民の税金ただで日本航空にやるのは。それから財政投融資は四十八億でしょう、そうですな。