1981-05-28 第94回国会 参議院 法務委員会 第9号
ですから、この法案のできてくるまでに相当程度税理士会の意向が入ったという言い方をしているんですが、逆に考えれば、これは法務君側の意向も税理士会側に伝わったはずでございます。ところが御当人は、もう御承知のように、昨年、これは新聞等でも有名な話でございますが、税理士会の政治献金の問題で起訴猶予になっているんですね。まだ起訴猶予になってから一年たったかたたないかです。
ですから、この法案のできてくるまでに相当程度税理士会の意向が入ったという言い方をしているんですが、逆に考えれば、これは法務君側の意向も税理士会側に伝わったはずでございます。ところが御当人は、もう御承知のように、昨年、これは新聞等でも有名な話でございますが、税理士会の政治献金の問題で起訴猶予になっているんですね。まだ起訴猶予になってから一年たったかたたないかです。
私が法案を提案する過程におきまして、税理士会側の意見がこうだということも伺いましたし、また、それに対してこう対応したいのだという話も伺いました。そうすれば税理士会はそれで満足してくれるのだというお話も伺っておりまして、税理士会側の意見を入れてこの改正案ができ上がっておるわけであります。
税制調査会の答申に基づきまして、今回税理士法の一部を改正する法律案が上程をせられ、税理士制度全般にわたって検討された次第でございますが、税務の民主化、税理士業務の拡大、試験制度の合理化、近代化及び円滑なる徴税行政のあり方などにつきましては、徴税当局と税理士会側との主張は必ずしも一致をしてはおらない現状であります。
税制調査会の答申に基づきまして、今回税理士法の一部を改正する法律案が上程せられ、税理士制度全般にわたって検討された次第でありますが、税務の民主化、税理士業務の拡大、試験制度の合理化、近代化並びに円滑なる徴税行政のあり方などにつきましては、徴税当局と税理士会側との主張は必ずしも一致しておらない現状であります。
そこで、この法案をスムーズに実現していくという意味において、最後に一つ重大な点をお尋ねいたしたいと思うのでございますけれども、税理士会側の私どもが正当なる要求であると考えております次の諸点について、四つばかりございますけれども、そういう点についてあるいは修正あるいは附帯決議というような形で、税理士会の皆さんの要望に沿う、こういうような態度を決定いたした場合に、なおかつ税理士会のほうでは反対をされるのであるかどうかという
○松隈参考人 ただいまお述べになったような趣旨は、税理士会側が調査会でも主張したのであります。それに対して他の委員の方の大多数がやはりどうもそれは行き過ぎだ。それはなるほど職業であるから依頼人から報酬ももらうけれども、依頼人のほうに巻き込まれてしまってはやはり権威がなくなるのではなかろうか。