1997-03-03 第140回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
今回の税率改正案を見ると、しょうちゅう乙類を二・四倍にして、甲類は大分少なくて一・六倍、ウイスキーは五八%引き下げですね。 しょうちゅうの甲類といえば、これはサントリーとか宝酒造など大手メーカーのしょうちゅうなんですね。それが乙類の中小零細メーカーの芋じょうちゅうより税率アップ分が少なくて、価格の方は乙類よりますます安くなってしまう。
今回の税率改正案を見ると、しょうちゅう乙類を二・四倍にして、甲類は大分少なくて一・六倍、ウイスキーは五八%引き下げですね。 しょうちゅうの甲類といえば、これはサントリーとか宝酒造など大手メーカーのしょうちゅうなんですね。それが乙類の中小零細メーカーの芋じょうちゅうより税率アップ分が少なくて、価格の方は乙類よりますます安くなってしまう。
しかしながら、今回の酒税の税率改正案の内容を分析してみますと、清酒につきましては、清酒産業の特性、中小企業性、地域産業性あるいは原料米の高コスト負担、比較劣位産業性等々、これらの特性について相当な御配慮をいただいておるという点がございますので、その点から判断いたしまして、今回の改正案についてはやむを得ないかと考えておる次第でございます。
今回のこの税率改正案を見ますると、第一の「不動産、鉱業権、無体財産権、船舶若しくは航空機又は営業の譲渡に関する契約書」以下四項にわたって実は第一号としてあるわけですが、この区分を見ますると、非常に多様に数多く区分をされているわけです。これは後から意見を申し上げまするが、そういった階級別の実績の一番多いもの、こういうものは一体どういうものか、ちょっと説明をしていただきたいと思うのです。
こういうことを前提にして、木材引取税の税率改正案を国会に提案をいたしておるわけでございます。
紹介議員は小宮山常吉君、現行の徴收できないような高率な課税であり、伝えられる税率改正案も従来と大差ない模様であるということは大きな錯覚であります。シヤウプ勧告に基く遊興飲食税は入場税、事業税と共に、府県の三大財源となつたのであるから、営業者が実際に納税義務者から徴收することができるような低率な課税に改正して貰いたい、こういうことであります。