1951-03-31 第10回国会 衆議院 大蔵委員会 第47号
ただ従来の税務代理士法違反等で問題になつたような事件についてお話でございます。この事件は私ども若干承知いたしておりますが、どうも非常に行き過ぎになつておる例が相当あるようでございます。
ただ従来の税務代理士法違反等で問題になつたような事件についてお話でございます。この事件は私ども若干承知いたしておりますが、どうも非常に行き過ぎになつておる例が相当あるようでございます。
そこでたとえば農民組合の指導者あるいはその地方のの問題についての心得のある者が、この手続をしてやつたというような場合に、いわゆる税務代理士法違反ということによつて、税金に困つている一般大衆のために盡した人々が、かえつて検挙されあるいは処罰されているという問題が、全国に非常に多いのであります。
○深澤委員 それは税務代理士法違反として検挙された者の中には、大がかりな計画的な行為があつたということに重点があると言われるが、そうじやなく、むしろ私は政府の税務行政に欠陥があるからそういうことになると思う。なぜかと申しますれば、たとえば農村の例をとつて申しますれば、所得税の問題におきましても、政府は一反歩の経費については、必要経費三五%ということを頭から押えておる。
日本でも税務署が申告書を書いてやつたりすることは税務代理士法違反ということで法律家がそういうことを言つておるのでありますが、そういう点では向うでも相当非難もされておりましたが、税務署はそういうことを振り切つてやつておるのでありますが、そういう場合における税務官吏の態度というものにつきましても、これはまあ非常に厳格な指導をしております。
ところがやはり皆集まつて自分の代理者を選んで、税務署の適正な課税の交渉にお願いに行くということは、これはそういう職業を持つておる人のいない所では、やむを得ず今自分の代表を選ぶような道しかないのでありまして、そういう方にも、やはり税務代理人でなければ、これは税務代理士法違反として取締るというような考えを、主税局の方でも持つていらつしやるかどうか、あるいはそういう場合には、便法として仲間から選んだ代表者
市長さんならかまわないが、共産党では問題が起るというのでは、私は非常に片手落だと思いますが、その場合でも税務代理士法違反になるのか、これは非常に微妙な問題でありますから、もう一歩突き進んで所見を伺つてみたいと思います。
後段の問題につきましても、ほかの委員会でもお尋ねいただいたのでありますが、不特定多数の者に対しまして、税務に対して一定の代理士法で規定する行為をさせる場合におきましては、やはり税務代理士法違反になる、かような解釈をとつております。実際問題としまして相当そういう運動が激しくありまして、やむを得ずそういう違反についてこちらから告発せざるを得ないような状態になつております。
はできてもできなくてもとにかくそれでもつて生活をする、收入を得る、從つて報酬を得るということが当然伴うであろうという解釈は、当時の松隈政府委員の解釈と私どもは今同樣であり、また常識からもそうであろうと考えますが、この点実は共産党の地方組織が、政党の当然の活動として、いろいろ税金で困つている人たちと一緒に税務署に参つて、適正な税金にしてもらいたいというようないろいろの運動をやつているわけでありますが、こういう場合において、これが税務代理士法違反
政党がその政党の当然の行為の中に含まれておるものとしてやつておる、こういう税金に関する活動につきまして、これを同じようにやはり税務代理士法違反というふうに判定して來ることは、その前提として業としてやつておるというふうに判断されるものと考えられる。
しかるにもかかわらず、今日この法案の制定の経過を無視いたしまして、権威ある政府委員のかような解釈を無視しまして、何ら報酬を得ることを目的としておらないこの種の事件を、税務代理士法違反で檢挙するということは、これは最近税金の問題が非常に重大化して來ておる関係上、何とかこれを不当に取締ろうというような考え方から、税務代理士法というものをひつぱり出して來て、それを使つておるのじやないかという印象を受けるのであります
ところが最近税務代理士法違反で、全國諸所においてこの規定に触れたということで、檢挙されておる事案があるのであります。
すなわち税務代理士法違反であります。後に述べますが、税務代理士法違反という不当なる彈圧を加え、そのために、警察へそういうふうなものを持つて行く。むろん憲法違反であります。税務法の違反でもあるのであります。 しかも、その申請再調査をし次第、その間に実に不都合千万なることには、日歩二十銭の高利をとるのであります。遅滞利子をとる。
何もかも税務代理士法違反といつて檢挙をされるところの法務総裁にもお答えを願いたい。そうした、実際上われわれ國民大衆の利益を裏切り、人権を蹂躪し、あらゆる残虐な暴圧法をこの國税徴收の手段の上に加えられておるということは、われわれが断じて許し得ないところであります。どうぞ、そういう点について明確なる御答弁を願いたいと存じます。(拍手) 〔政府委員中野武雄君登壇〕
ところで檢挙されたのは税務代理士法違反であり、こういうことになつております。