1988-03-11 第112回国会 参議院 予算委員会 第4号
したがいまして、私として今考えておりますのは、やはり戦後政治の総決算という表現ではございましたが、その表現についてはいろいろな議論があるにいたしましても、現実の改革課題として唱えられてまいりました一つ行政改革路線、次に財政改革路線、そして税制改革路線、さらには教育改革路線、これらを推進していくという意味におきましては中曽根政権の継承であるというふうにお考えいただいて結構であると思っております。
したがいまして、私として今考えておりますのは、やはり戦後政治の総決算という表現ではございましたが、その表現についてはいろいろな議論があるにいたしましても、現実の改革課題として唱えられてまいりました一つ行政改革路線、次に財政改革路線、そして税制改革路線、さらには教育改革路線、これらを推進していくという意味におきましては中曽根政権の継承であるというふうにお考えいただいて結構であると思っております。
ああいういきさつの上での税制改革路線というもの、これにこだわっちゃならない。これにこだわっちゃ私たち野党まで国民に批判されてしまうと思うんですね。いや、本当にそうです。そのことは政府としても認識をしてもらわなきゃ困るのでありまして、それは確かに総理は、もうあきらめました、やめますと、これは簡単には言えないでしょう。
これは、中曽根首相が持論としている税制改革路線そのものであり、大型間接税の火種を残し、それを育てることにしかならないものであります。(拍手) 現に、中曽根首相みずからが、先ほどNHKのテレビで、原議長のあっせん案について次のように述べているのであります。すなわち「私としては必ずしも満足していないが、やむを得ないものだと思っている。