1991-04-11 第120回国会 両院 平成三年度一般会計予算外二件両院協議会 第1号
政府は消費税は定着したと言っておりますが、消費者は消費税の納税を法律で強制されているのであって、税制不信を含めた国民の消費税に対する意識無視も甚だしいと言わなくてはなりません。 否決の第六の理由は、特例公債依存脱却の第一段階の財政再建に引き続き、第二段階の財政再建を実施することが政府の責務であるのに、その推進が足踏みしていることであります。
政府は消費税は定着したと言っておりますが、消費者は消費税の納税を法律で強制されているのであって、税制不信を含めた国民の消費税に対する意識無視も甚だしいと言わなくてはなりません。 否決の第六の理由は、特例公債依存脱却の第一段階の財政再建に引き続き、第二段階の財政再建を実施することが政府の責務であるのに、その推進が足踏みしていることであります。
財政再建の手を緩めた上に国民の税制不信を強めた点で五十五年度の予算編成は最低であったと断ぜざるを得ません。総理、なぜ法人税の引き上げを取りやめたのか、財政再建の方針とも関連して御答弁願います。 なお、歳入体質の改善に関連して政府に確認したいのは、一般消費税の取り扱いについてであります。