1955-05-13 第22回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
ですから基本的にはどの程度需給関係の面において不足しているか、これをどの程度具体的に調整すればこの混乱が正常に復するものか、そういう基本的な数字の把握がどうしても必要だと思う。ですから今次官が言われたように、大臣は私の言うことは聞くだろうという安易な感傷の上に立った発言でなくて、実態がどういうようにあるかというその説明をここでなさったらどうですか。
ですから基本的にはどの程度需給関係の面において不足しているか、これをどの程度具体的に調整すればこの混乱が正常に復するものか、そういう基本的な数字の把握がどうしても必要だと思う。ですから今次官が言われたように、大臣は私の言うことは聞くだろうという安易な感傷の上に立った発言でなくて、実態がどういうようにあるかというその説明をここでなさったらどうですか。
だけれども、この場合におきましての需要というものは或る程度需給関係が安定しておつたと考えて差支えないんじやなかろうか、需給関係が安定いたしておりまする場合におきましては、この需給関係によりまする一つの安定価格というものが出て参つた、それは原糖の輸入の状態から見合いましてもそう不当なものではないであろうと思います。
又西欧諸国に対しまして従来輸入のオフアーをしておりましたのでありますが、これも相当減つて来ているようでございまして、これらの点から見ますと、或る程度需給関係が緩和されつつあるということが言えるのじやないかというように考えるのでございます。
○政府委員(近藤止文君) そこで後段の場合は、つまり一つの例を挙げて申しますと、銅につきましては、差当りのところは或る程度需給関係が均衡が取れておるわけなのでございますが、国際的に考えますと非常に均衡が取れておらない、不足するという関係にあるわけで、これに対しまして輸出の割当というようなことが参るわけなのでございますが、それをやつて参りまする場合に、国内的には非常な奢侈的なものなり不要不急の用途のものの