1954-12-18 第21回国会 参議院 外務委員会 第3号
まあ不確定な要素でございまして、この点は平和回復善後処理費の性格から、そういう種類の経費を或る程度見積つたと、国会においても大体御了承を得ておつたと思うのであります。大体この百五十億のうちで賠償というべきもの、先ほど申上げました沈船引揚等も含めまして大体百七、八億というくらいのものを最初に確かに見積つておつたのでありますが、このうち三、四十億は大体沈船引揚というふうなルーテイン的な賠償に充てる。
まあ不確定な要素でございまして、この点は平和回復善後処理費の性格から、そういう種類の経費を或る程度見積つたと、国会においても大体御了承を得ておつたと思うのであります。大体この百五十億のうちで賠償というべきもの、先ほど申上げました沈船引揚等も含めまして大体百七、八億というくらいのものを最初に確かに見積つておつたのでありますが、このうち三、四十億は大体沈船引揚というふうなルーテイン的な賠償に充てる。
平たく言えば、私はこういう気がするのですよ、臨時收入が二十四年度の決算で大体六十一億あつたとあるけれども、併しこれはまるまる見ることはまあ不可能であるから、そこでこの程度、即ち七割なら七割程度見積つたというのだと話はわかるのですが、その経常的歳出に向けたからという、それがどういう結び付きがあるのか。そこのところがどうも了解できない。
そうしますると、物件費の大体一〇%程度見積つた今の金額の半分にも満たない財源を以て官公吏の賃金ベースの引上げを完全に行える。