1993-02-26 第126回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第5号
特に温暖化問題は、その原因が化石燃料の消費から発生する炭酸ガスであるということになっておりますので、非常に大きな問題としてとらえられているわけですが、このメカニズム、それから将来どの程度温度が上がるか、あるいはもう少し一般的に言いますと、どの程度気候が変化するかということにつきましては、今の段階ではいろんな計算の例はございますけれども、学者の間で完全に一致した意見が出ているわけではございません。
特に温暖化問題は、その原因が化石燃料の消費から発生する炭酸ガスであるということになっておりますので、非常に大きな問題としてとらえられているわけですが、このメカニズム、それから将来どの程度温度が上がるか、あるいはもう少し一般的に言いますと、どの程度気候が変化するかということにつきましては、今の段階ではいろんな計算の例はございますけれども、学者の間で完全に一致した意見が出ているわけではございません。
また、夏は海から吹きつける風で東京の市街地の部分が二度程度温度が下がる。こういう周辺にいわゆる海洋性の気候の影響を与えるという自然の作用があるわけですね。こういったことがありまして、湾を保全すべきであるということは、これはイデオロギーの問題ではもちろんございませんで、周辺の住民の生活を守るという意味からいっても、これ以上埋めるべきではないという意見が強いわけですね。
○井上説明員 御指摘の火力及び原子力発電所におきます温排水の問題でございますが、この温排水と申しますのは、火力及び原子力発電所におきまして冷却用に海水を使いますので、これが現在の技術でいきますと、取水いたしましたものが七ないし八度程度温度が上がって海水中にまた排出される。こういうことによりまして、ある範囲内に温排水が拡散をするわけでございます。
それからもう一つ、深くなるにつれまして、これは常識的なことでございますけれども、相当程度温度が上がってまいろう。こういうような四つの問題が一番大きな問題だろうかと思います。