1981-05-28 第94回国会 参議院 文教委員会 第14号
まず第一にお聞きしたい点は、ここの文教委員会では大分熱っぽい議論が続き、一昨日も逓信との連合審査が行われていろいろと白熱的な御論議もございましたが、さて、国会を出まして外へ出てみると、一体どの程度放送大学というのが燃えているんだろうか、国民の間にどの程度議論されているだろうかということを感じます。
まず第一にお聞きしたい点は、ここの文教委員会では大分熱っぽい議論が続き、一昨日も逓信との連合審査が行われていろいろと白熱的な御論議もございましたが、さて、国会を出まして外へ出てみると、一体どの程度放送大学というのが燃えているんだろうか、国民の間にどの程度議論されているだろうかということを感じます。
そのほか、放送法四十四条の三項の問題について、どの程度放送大学の講義について適用されるかあるいは準用されるかという問題があるわけですが、これは非常にむずかしい問題で、私もはっきりした結論を申し上げることはできませんが、少なくとも放送大学で行われる放送については、教育基本法の基本的な考え方が上にあって、そしてそのもとでの放送というふうに考えなくてはいけないのではないか。
どの範囲に可能なのか、文科系はすぐ考えられますけれども、理科系のものがどの程度放送大学として使えるか、そういうことも一つの問題だと思います。何ぶんにも新しい試みでございますから十分用意をして、しかる上で発足しなきゃならぬ、かように思っております。ただいま委員会がそういう意味で研究を続けている、かように私聞いております。