1951-11-15 第12回国会 参議院 大蔵委員会 第14号
ただ現在残つておりますのは、船舶につきましては或る程度、危險が一件だけで巨額に上るものでございますので、なかなかこの再保險を消化することがむずかしい点もございますので、現在では船につきましては、三億円を超える損害については政府が再保險をするという制度を現在行なつております。これは飽くまでも国際市場に対する取引が正常な状態になりますまでの間、過渡的な措置としてそういう制度を設けております。
ただ現在残つておりますのは、船舶につきましては或る程度、危險が一件だけで巨額に上るものでございますので、なかなかこの再保險を消化することがむずかしい点もございますので、現在では船につきましては、三億円を超える損害については政府が再保險をするという制度を現在行なつております。これは飽くまでも国際市場に対する取引が正常な状態になりますまでの間、過渡的な措置としてそういう制度を設けております。
従つてこういう種類の資金を、これは一般の短期資金等に比較すれば或る程度危險もあるとか、いろいろまあ金融の、純粋の私的の金融の立場から言うと問題があるわけであります。
それに対しまして船舶公團は、一種の金融ではありますけれども、少し進んだもの、つまり共有という方法によりまして、船舶所有者に或程度危險を軽減した金融をする。こういうような形式になつているわけであります。そういう方法で五〇%、普通の金融で五〇%、こういう金融をするということになるわけであります。