2001-06-19 第151回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
そして、対象者は、「稀有な才能を有する者は、言わば天賦の才を持つ者であり、驚くような斬新な発想や独創的な考え方を提起するなど、一分野で突出した才能を保持し、早い時期に専門家から適切な指導を受けることが望まれる者で、将来、学問の新しいフロンティアを開拓する可能性を持つ者である。」と。
そして、対象者は、「稀有な才能を有する者は、言わば天賦の才を持つ者であり、驚くような斬新な発想や独創的な考え方を提起するなど、一分野で突出した才能を保持し、早い時期に専門家から適切な指導を受けることが望まれる者で、将来、学問の新しいフロンティアを開拓する可能性を持つ者である。」と。
したがいまして、今回の「特に優れた資質」という文言と、平成九年の中教審の答申に述べられた「稀有な才能」というのは、いずれも、現在の学校教育制度の枠内に置いておくのにはもったいないといいますか、そこでは十分に個性や才能を発揮できないほどのまれに見るすぐれた能力、特にすぐれた資質ということで今回の法改正を考えているところでございまして、私どもとしては、これは同趣旨のものというふうに考えております。
それは、まさにここで言う「特に優れた資質」という言い方と、「稀有な才能」、一分野に天賦の才があり過ぎるということで規定していたことにあらわれていたわけでしょう。だから、それは同じ趣旨だと言ったら、これは十四期と十五期の中教審の議論を大変ゆがめることになりませんかということが一点です。
これにつきまして、今お尋ねのように、しからばだれがどういう物差しでそれを判定するのかという問題も当然出てくるわけでございまして、これは直ちに結論が出るわけではございませんが、特に中教審等で指摘しておりますのは、数学とかあるいは物理学などの分野においてはそういう「稀有な才能」というのを見つけやすいであろう、そういう御認識はあったのだろうと思うわけでございます。
○石田(勝)委員 今局長から御答弁をいただきましたが、午前中もたしか質疑の中で出ていたと思うのですが、何もこの「稀有な才能」の人に対する特例措置について私は否定するものではありませんけれども、学校の勉強ができる、学問が非常にすぐれているからといって、これは人格がすばらしいということとは全く違う話であろうと思います。
この諮問文の中で、「特定の分野において稀有な才能を有する者について、教育上の例外措置に関する検討が望まれる。」こう出ているわけであります。
古今東西を見ましても、一億一千万の国民が、僅か二十五年の間に、かくの如く目覚ましい飛躍と変貌を遂げたことは稀有のことでありましょう。国家と民族の歴史的な興隆の時に際会し、身をもってこれを体験し、諸先輩の驥尾に付して、この大事業にいささかなりとも参画することを得ましたのは、人生の冥加に尽きるものと言うべく、光栄この上もありません。
人口の重心移動が突如として起こることは稀有なことだが、もしそれが起これば、社会の骨格が揺らぐとさえいってよい。」これは「見えざる革命」が言っているように、やはり社会全体が変わってきたのだと思います。
というところとか、 もし「新証拠のみによって」原確定判決を覆して無罪が認定される高度の蓋然性を必要と考えるならば、それは旧旧刑訴法三〇一条の列挙するような殺人事件における被害者の生存、別の真犯人の存在、犯行時におけるアリバイの事実を直接証明することができるような新証拠が発見されたばあいというような殆ど稀有な場合にしか救済されないこととなり、 そういうことで、 しからば、これを前提とした上で再審請求
○政府委員(辻辰三郎君) 仮定の問題といたしまして、かりにそういうことがあれば、これは稀有の場合だと思いますが、かりにそういうことがあれば、これは二条または三条の犯罪が成立すると思います。私はその意味におきまして先ほど、通例の場合は、犯意または過失がないというふうに申し上げた次第でございます。
○佐野(進)委員 私も罰則を無理に適用しろということでなく、いま局長の言われた答弁の趣旨と同じような意味で質問しているわけですから、別に考えは違っておりませんが、ただ、法律ができて、その法律によって効果がどの程度あらわれたかあるいはあらわれないかということ、その何千件も何万件も何十万件もある取り扱いの中で、全然罰則の適用を行なわれないということは、これは稀有に属する事項であって、実際上役所の指導の怠慢
そこで酸素欠乏症はどうかということになりますと、現在までの経験に徴しまして、大量に発生する、何百人も何千人も生ずるということは非常に稀有なことであり、また類似の脳神経障害の問題もありますが、炭鉱災害の中毒とはやや趣を異にするということで、問題はあるが、しかし限定するのが妥当であろう、こういう態度をとったわけであります。
要するに、そういうことであれば、もうごく稀有な場合になってくると思うのであります。
法務委員会がこんなに時間おそくまでやっているということは稀有のことですけれども、それだけに私どもは真剣にやっている。先ほどからの質疑応答が冗長にわたったり、あるいは真剣味を欠いておるというようなことがかりにあったならば、私どもは率直に反省をいたしますが、そういうつもりはさらさらない、今日、ございません。
原則としてはここに規定してあるようなことでいいわけでありますが、稀有な場合に犯人に不利益となるということがありますので、その場合には改正前の四十五条の規定を適用する、こういうことであります。そのことは、やはり刑法第六条の趣旨を考えましてさような附則を設けることにいたした次第であります。
ところが、稀有な例と申しますのは、たとえば、前者につきましては法定刑の長期が十五年である、それから一方あとの罪が二年である、こういうことに相なりますると、併合罪関係を遮断いたしますと、合計しまして十七年以下ということになります。併合罪関係を遮断しないことになりますと、すなわち併合罪でやりますと、長期に半数を加えたということになり、二十二年六月ということになるわけでございます。
という問に対して、「犯人に不利益になる稀有な場合もあると思うが、刑法六条の趣旨にしたがって扱うべきものと考える。」と、これはそのとおりだと思うのですが、「犯人に不利益になる稀有な場合」というのは、具体的にはどういう場合なんですか、例でひとつ……。
昭和三十八年十一月九日、三池炭鉱における炭じん爆発は近代的な産業災害としては稀有のものであり、炭鉱合理化政策の強行中に発生した労働災害としては、あまりにも悲惨な事件であります。
本委員会はさきに、長雨等による農作物等の被害に対する緊急措置に関し、自作農維持資金の追加配分および貸付条件の緩和、三十八年産米の予約概算金の早期支払い、政府手持ち飼料の売渡しを行なう等飼料の確保、被害地方公共団体に対するつなぎ融資のあつせん、特別交付税の増額交付および地方債の重点的配分等の措置について決議を行なつたところであるが、今次災害の稀有の実態にかんがみ、政府は、さらに積極的に次の措置を講じ、
長雨等による被害の緊急措置に関する決議(案) 梅雨前線の活動によつて本年四月下旬から降りはじめた稀有の長雨のため、西日本一帯にわたり農作物は未曾有の被害をこうむり、麦類のごときは、実に明治以来の凶作であるとさえいわれ、更に五月下旬の関東地方における空風及び降ひよう等による各種農作物等の被害またはなはだしく、被災農家の苦難は言語に絶し、国民生活の安定に重大な影響を招くことを憂慮するものである。
ちょうど日本におきましてこの稀有な例が出たわけでありますが、何ゆえか、どうも厚生省の態度がはっきりしないわけであります。これは昨年、衆議院の科学技術振興特別委員会にもはかられまして、これを放任できないということで千二百万からの予算をとりまして、中性洗剤にいかなる毒性があるかということにつきましての綿密な調査をし、その調査の研究結果が報告せられております。
マレーとの間でございますが、マレーは、御承知のように、日本が輸入超過になっているほとんど稀有な国の一つであります。外貨事情も、その他の東南アジア諸国とは比べものにならないほど安定いたしております。したがって、普通の意味の経済協力というよりも、むしろコマーシャル・ベースでどんどん経済交流を進めていくという、安心してそうできる国なんであります。
ところが、三月十九日これが発表されますと、アメリカの職業軍人並びにアメリカ上院の一部に巣食うわからずやの議員たちは、まるでハチの巣をつっついたような騒ぎになりまして、そうして、アメリカ上院軍事委員会の速記録を見ますと、ただいまのように、「稀有なる沖繩の戦略的価値」ということで、とにもかくにも沖繩が要るのである、沖繩だけは、前線基地、犠牲基地として、核兵器でござれ、直接出撃でござれ、何でもかんでもできる
アメリカ上院における軍事委員会における「稀有なる沖繩の戦略的価値」という速記録をお目通しになったことがありますか。それをちょっとお伺いしたいと思います。アメリカは沖繩をどういう戦略基地として使おうとしておるか、その内容を御存じですか。
しかもその「単に」という言葉が非常に複雑微妙でありますので、その件に関して、これは一体書いてはあるけれども、これが単にというような形で行なわれる場合は、非常に稀有の例であろう、まれにしかないだろと考えてお尋ねしたところ、どうもそうでもない。相当やられるようです。
稀有な状況なのです、気象の専門家も申しております。昨日、一昨日は一六%程度でした。先般の委員会で私が申しましたように、裏日本に行きますと、汽車で四時間、飛行機で十五分の距離、そこでは百五十億トンの雪が積もっておる。豪雪だということであります。激甚地指定をやる、あるいは災害救助法を出そうという状況です。百五十億トンといえば、東京の飲み水十二カ年分といわれておる。