1961-05-16 第38回国会 衆議院 社会労働委員会 第32号
ただ移民業務自体は外務省その他の関係になりますけれども、移民をいたす際におきまして、その移民のために必要な予備的な講習と申しますか、そういうような点につきましては、現在炭鉱離職者援護会におきましても、九州の県営農場を借りまして、そこに委託してオリエンテーションをやっている例がございますが、これらの業務の内容をさらに発展さしていくという方向に進みたい。
ただ移民業務自体は外務省その他の関係になりますけれども、移民をいたす際におきまして、その移民のために必要な予備的な講習と申しますか、そういうような点につきましては、現在炭鉱離職者援護会におきましても、九州の県営農場を借りまして、そこに委託してオリエンテーションをやっている例がございますが、これらの業務の内容をさらに発展さしていくという方向に進みたい。
こんなことで、一体日本の移民業務ができるか。なぜ、一体清国時代の法律をたてにとらずに、終戦後の新しいセンスで移住基本法を作らぬか。少なくとも、ことし一年準備して、来年国会に出しますか。その準備と決意がありますか、外務大臣。
第二は、移民業務についてお尋ねしたい。中に重要な問題も含んでおりますので、ぜひ岸外務大臣にお答えをいただきたいと思っておりましたが、本日は遺憾ながら御出席がありませんから、大臣に対する質問の予備的な意味でお尋ねいたしておきたいと思います。 最初に気象庁の太田次長にちょっとお尋ねいたしますが、日本の気象観測というものは、大陸の気象情報が不可欠な条件であるとわれわれも聞いております。
○穗積委員 聴聞がおそくなりましたから、次に、先ほど予告いたしておきましたように、移民業務についてちょっとお尋ねしたいのです。時間がありませんからほんの糸口だけできようはやめておきますが、あらかじめ私の質問の要旨を申し上げておきます。
委員会においては、会社の業務が公共性と営利性とを含んでおって、いずれに重点がおかれるか判明しないという点、渡航費の貨付と回収との問題、会社運営の根幹たるべき業務方法、事業計画等の具体案がいかなるものであるかというような点、移民業務に関係のある農林省等と外務省との連絡調整の問題、移民借款の交渉の経緯及びその条件、本会社と既存の海外協会連合会との関係等について、熱心かつ適切な質疑が行われたのでありますが
第一番にこれを会社にいたしました理由は、移民の特殊性から公社という国家的機関の性格の強く出るものをもって移民特に移民されたあとの世話をしようとすることは、過去の経歴からいたしましても、非常に移民業務並びに移民外交に支障を来たしまするので、なるべく印象というものを民間の自由意思による動きであるというようにしたい、これが第一のわれわれの会社にぜひしたいと主張した理由でございます。
これにつきましては、政府としてもいろいろ調整をいたしまして、数回の両省の会合を開き、最後には政府としては統一した見解を持ちまして、まず移民業務については、国内の移民の募集、選考及び訓練、こういうものは農業移民に関しては農林省、雇用関係あるいはその他の労働移民に関しては労働省、その他の産業、貿易に関するものは通産省、こういうものと外務省と協議をしてやるということにきまりまして、移民したあとは外務省が責任
政府が十分な資金を出せば、この渡航貸付費も補助金として、会社の重要なる業務の内容に含み、移民業務を推進するには好適なものと考えます。御指摘の通りに、いろいろ予算折衝いたしましたが、予算面がなかなかうまく参りませんので、これからやりくりをして、いろんな面が生まれている点は、われわれも反省しております。
結論的に申しますと、移民業務は、窓口は外務省であってよいと思いますけれども、移民の本質的な問題については、移民政策と貿易政策、文化政策、こういうものが総合的に一貫されて成り立つものであって、これらの点について今後の考え方を国内においても一そう発展させていただきたい、このように祈念するものであります。
○政府委員(園田直君) 先般来から移民局の設置を願っておりましたが、移民局その他の移民業務に関する申し合せはすでに終了いたしておりまするので、それに基いて御相談をしたいと考えております。
○矢口政府委員 海外協会連合会は現在募集選考等の移民業務をやっておりますが、それに新規移住会社が事務を委託することができる、事務をやらしむる、こういう意味でございます。
さてその次は、重光大臣の演説の順に従って、移民外交の問題に移りますが、一昨二十六日の朝日新聞に掲げられました大宅壮一君の談話にも、移民業務に関する各省のなわ張り争いが皮肉られておりました。
右の事情にかんがみまして、移民業務を円滑かつ一元的に遂行するために、外務省に海外移住局を設置することといたしました。 海外移住局の組織は最も簡素なものとし、人員の増加は最少限にとどめ、主として外務省内における所管事務の移管と統一化によりまして所期の目的を達成せんとするものであります。
右の事情に鑑みまして、移民業務を円滑且つ一元的に遂行するため、外務省に海外移住局を設置することといたしました。 海外移住局の組織は最も簡素なものとし、人員の増加は最少限にとどめ、主として外務省内における所管事務の移管と統一化によりまして所期の目的を達成せんとするものであります。
右の事情に照しまして、昭和二十八年度から開始される移民送出の見通しとにらみ合せて、移民業務を円滑かつ一元的に遂行するため、外務省に海外移住局を設置することといたしました。 海外移住局組織は、最も簡素なものとし、このため、特に人員の増加を行わず、外務省内における所管事務の移管と統一化とによりまして所期の目的を達成いたす次第であります。
右の事情に照らしまして、昭和二十八年度から開始される移民送出の見通しとにらみ合せて、移民業務を円滑且つ一元的に遂行するため、外務省に海外移住局を設置することといたしました。 海外移住局組織は最も簡素なものといたしまして、このため、特に人員の増加を行わず、外務省内における所管事務の移管と統一化とによりまして所期の目的を達成いたす次第であります。