1963-10-18 第44回国会 参議院 本会議 第3号
海外移住につきましては、一昨年十二月アルゼンチンとの間に締結された移住協定が最近発効の運びとなり、さらに昭和三十五年に締結されたブラジルとの移植民協定も近く発効する見込みであります。これにより両国への移住は一そう組織化され、移住者の地位の安定と今後の移住の促進に役立つことが期待されるのであります。
海外移住につきましては、一昨年十二月アルゼンチンとの間に締結された移住協定が最近発効の運びとなり、さらに昭和三十五年に締結されたブラジルとの移植民協定も近く発効する見込みであります。これにより両国への移住は一そう組織化され、移住者の地位の安定と今後の移住の促進に役立つことが期待されるのであります。
海外移住につきましては、一昨年十二月アルゼンチンとの間に締結された移住協定が最近発効の運びとなり、また、昭和三十五年に締結されたブラジルとの移植民協定も、近く発効する見込みであります。これにより両国への移住は一そう組織化され、移住者の地位の安定と、今後の移住の促進に、役立つことが期待されるのであります。
それで現在もまだその態勢にあるのでありますが、昨年の初めごろ調査の結果、工事費が相当かかるということで移住会社に融資を求めてきましたので、融資について担保その他の点を考慮して保証その他を取って必要な金を貸すということにしておりましたところが、一昨年の一月二十九日にブラジルの移植民院の決議が出ました。
○井手分科員 大臣、私がかように聞きますのは、移植民、移住というのはけっこうだと思うのです。大いにやってもらわなくちゃならぬと思っておりますが、今までの例にも若干ありましたように、かけ声ははなはだいいけれども、いざ行ってみるとなかなかそうではない。
またブラジルとオランダの移植民協定によりますと、ブラジルはオランダ移民の渡航費を前払いいたしまして、移民は到着後五〇%をブラジル政府に償還するということがその第十八条にうたわれてございます。すなわち、それは半額補助でございます。
しかしながら、移植民事業というものが、当然付帯する形において、いろいろのものが勝手に広大な土地を買って、現に植民事業を行うということになりますと、これが直ちにどういう感じを与えるか、私も断定はいたしかねます。従来いろいろブラジル側から言って参ります言い分から見ましても、懸念を持つわけであります。
○政府委員(内田藤雄君) これは理論的に申しますと、ただいま申し上げましたように、日本人自体が相当土地を買ったりしておるわけでございますから、別に特定の日本人、法人、あるいは団体が直接土地を買ったからといって、それがすぐブラジル側に悪影響を与えるということもなかろうかと思いますが、ただ問題は、さきにも申し上げましたように、やはり移住の目的、移住ということを大体念頭において土地が買われる、移植民事業というものを
○内田政府委員 先ほどもちょっと申し上げましたように、当初個人の努力によりまして相手国の移植民院というようなものと契約を作りまして、その契約のモデルによって個人が契約で参ったというのが実際上多かったことは私は否定いたしません。
○政府委員(矢口麓蔵君) 日本人のそれだけの家族を日本から送り出してよろしいという了解をただいま申し上げました通り、ブラジルの政府の中に移植民院というものがありまして、その移植民院から辻機関と松原機関におのおの日本人を、前者は五千家族、後者は四千家族を導入してもよろしいという了解をつけてございます。
一番よけい出しておりますブラジルにつきましては、御承知のことと思いますけれども、北にはいわゆる辻機関というものがございまして、北と申しますのはアマゾンでございますが、南方には松原というのがございまして、辻機関は五千家族、それから松原機関は四千家族を送り出していいという了解をブラジルの移植民院から……。
もし、政府と政府との移民協定ができない場合におきましては、できればこの会社、あるいはその他の私的団体が移植民院との間に何らか取りきめを取り結んで、現在のアマゾンその他の芳ばしからざる状態を救済したい、こういう工合に考えておる次第であります。
しかるに、平和条約発効後の昭和二十七年八月にブラジル移植民審議会はさきに許可しました上塚司氏計画のアマゾン移民五千家族を確認したほか、松原安太郎氏計画の中部ブラジル移民四千家族を許可いたしました。昭和二十八年度はそのうちアマゾン三百七十家族、中部ブラジル二百家族の入国を許可しました。さらにパラグアイも百二十家族の入国を許可いたしましたので、本年度分許可数は合計六百九十家族となります。
然るに、平和条約発効後の昭和二十七年八月にブラジル移植民審議会は先に許可をされました上塚司氏計画のアマゾン移民五千家族を確認いたしましたほか、松原安太郎氏計画の中部ブラジル移民四千家族を許可いたしましたし、昭和二十八年度はそのうちアマゾン三百七十家族、中部ブラジル二百家族の入国を許可いたしました。更にパラグアイも百二十家族を許可いたしましたので、本年度分許可数は合計六百九十家族となつております。
しかるに、平和条約発効後の昭和二十七年八月に、ブラジル移植民審議会はさきに許可した上塚司計画のアマゾン移民五千家族を確認したほか、松原安太郎計画の中部ブラジル移民四千家族を許可し、昭和二十八年度はそのうちアマゾン三百七十家族、中部ブラジル二百家族の入国を許可しました。さらにパラグアイは百二十家族を許可したので、昭和二十八年度の計画移民は合計六百九十家族を送出する予定となつ参ております。
然るに、平和条約発効後の昭和二十七年八月にブラジル移植民審議会はさきに許可した上塚司計画のアマゾン移民五千家族を確認した外、松原安太郎計画の中部ブラジル移民四千家族を許可し、昭和二十八年度はそのうちアマゾン三百七十家族、中部ブラジル二百家族の入国を許可しました。更に。パラグアイは百二十家族を許可したので、昭和二十八年度の計画移民は合計六百九十家族を送出する予定と相成つております。
例えば移植民をするというようなことを北源道民の負担によつてやつたのでは誠に申訳ないのです。移植民をするということは、内地の諸県民が助かることですから、そこで国の行政としてやる。又道路にしても何にしても、北海道に現住する道民だけのためならもつと狭い道路でいいと思う。併し北海道を大大的に開発して、あに四百二十万道民のためのみならず、八千万国民のためにしようというのである。
そういう観点から考えますと、今日のような三党の寄せ木細工で、しかも八十名の第三党の総裁でこの内閣をもつておられるような実情では、この大問題である現在及び將來の國民の最大苦難である移植民問題は、私は解決できないであろうと考えるのであるが、現在の状態において、將來講和会議がいつ開かれるかわからぬから、今のところお茶を濁しておるよりしようがないとおつしやるのならば何をか言わんやでありますが、しからずして、