2003-06-11 第156回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
もうかなり前になりましたけれども、一たん機械でいわばあさって、そのまま移植地に置きましたところ、それではなかなか根づかずに、大波が来たときにそれが流されたという経験がございまして、これではいけないということで、昨年の十二月から一月にかけては、まず手植え移植ではどのぐらい根づくだろうかということもやっておりまして、約百十五平方メートルについてそういう手植えの効果もやってみたところでございます。
もうかなり前になりましたけれども、一たん機械でいわばあさって、そのまま移植地に置きましたところ、それではなかなか根づかずに、大波が来たときにそれが流されたという経験がございまして、これではいけないということで、昨年の十二月から一月にかけては、まず手植え移植ではどのぐらい根づくだろうかということもやっておりまして、約百十五平方メートルについてそういう手植えの効果もやってみたところでございます。
一つは、移植地周辺の自然藻場に比べて明らかに株数の密度が劣っている。例えばリュウキュウスガモについて見てみると、自然藻場では一平米当たり千百株に対して、移植藻場は評価Aのブロックでも九百株程度、評価Bのブロックでは八百、評価Cのブロックでは二百株程度しかなかった。
このような趣旨から、例えば現在進められております機械化移植工法の試験に当たっても、また手植えによる移植地においても、藻場全体の生態系の保全若しくは生物生息域としての機能としての把握という見地が必要ではないかと、そのような形で私ども、内閣府に対して既に御意見を申し上げているところでございまして、内閣府ではこの御意見に基づいて、例えば手植えにおける移植地については、単に藻場の活着状態だけではなくて、移植藻場
九月三十日開催されました環境監視・検討委員会において、藻場移植につきまして、手植えの移植については、四年間の実験成果から、条件が整った場所においては良好な生育が確認され、適用性が高いということが評価されたわけでございますが、他方、機械化移植の工法については、さらなるモニタリングの継続及び台風等に対する耐久性を高める対策が必要であるということ、それからさらに、機械化移植の実験に基づき、水深や底質、海底の状況等の移植地選定
先ほど内閣府の方から御答弁がありましたように、今年の二月に監視・検討委員会におきまして、生育はおおむね順調、また海草の機械化移植は可能という判断がなされたというふうにお伺いしているわけでございますが、一方、この委員会におきましては、移植地の環境状況と生育状況をモニタリングすること等、移植技術の向上が図られるべきだという意見も付加されていると聞いております。
「さらに、移植地の環境条件と生育状況を今後モニタリングすることによって、移植技術の向上が図られるべきことがWGによって提案された。」と。 つまり、完全に藻場が根づいていくか、成長していくかというのは、今後の慎重なモニタリングが必要だということを言っているわけですよ。だれも、これによって泡瀬の自然の生態系全体が守られるなんというような結論は出して、言っていないわけですよ。